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くるみ割り人形

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 アトランタオリンピックの前の年のクリスマス、アトランタに留学している友人夫婦の家に遊びに行った。「クリスマスといえば、くるみ割り人形でしょ」と友人に誘われ、ミュージカルを見に行った。実は私、エンターテイメント系がすべて苦手。何とか文化人に近づこうと、パリでオペラ、ロンドンでミュージカルも試してみたのだが、記憶に残らない。
 語学の能力の問題か、というとそれだけでもないようで、先日は突然、宝塚を見に行くことになった。これだけは絶対無理と避けていたのだが、食わず嫌いはいけない、と言われ初挑戦。
 うーーーん。みんなおんなじ顔に見えた。

 そんな性格なので、アトランタで観たくるみ割り人形も、残念ながら覚えていない。
 この旅はなぜか写真が1枚もないのだが、記憶に刻まれた場面といえば、、、、。
 友人のご主人の運転で、巨大なアメ車で訪れたニューオリンズ。
 フランスやアフリカの雰囲気の混ざった独特のその街で迎えたクリスマス。 
 道端にもJAZZが流れ、有名なJAZZクラブにも並んだ。
 恐ろしげなブードゥー教の博物館も行ったっけ。

 でもやはり、本当に思い出すのは、なぜか食べ物のことばかり。
 チコリコーヒーと四角いドーナツのようなベニエ。
 ワニやらザリガニのスパイシーな料理やガンボ。
 焚き火で溶かしたマシュマロ。

くるみ割り人形の絵の描かれたガラスのオーナメントは日本の物。靖国の骨董市で見つけた。来年のクリスマスにはきちんとツリーを飾って、クリスマスを祝いたい。
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by mobiliantichi | 2008-12-28 16:12 | アンティーク  

動物コレクション その9: サンタ

 探してみると、我が家にもサンタはいるものだ。
特にクリスマスになって現れるわけではなく、無精者の私の家では、一年中飾られたまま。
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 今のところ、一番のお気に入りはこいつ。
一昨年、仕事場で活躍した後に、家に持ち帰った。
それ以来、彼はお気に入りの錆びたトンカチの頭から、いっときも離れない。
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 一応このトンカチはarezzoの骨董市で買った、古道具である。
サンタにすっかり主役の座を奪われてはいるが。
 
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by mobiliantichi | 2008-12-21 22:25 | 花と動物  

青の器 その3 : ロイヤルコペンハーゲンの皿

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 日本人の大好きなロイヤルコペンハーゲンの陶器。
 やっぱり私もロイヤルコペンハーゲンの青が好きだ。
 blue fluted のシリーズにはあまり興味はないけれど。
 どこかのデパートのロイヤルコペンハーゲンの売り場に飾られていた、
 鮭のような、シーラカンスのような魚の青いオブジェが忘れられない。
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 この皿は雨のローマの骨董市で買った。
 ローマでデンマークのお皿というのもなんだけど。
 ガイドブックで調べた、町外れの骨董市は骨董市というより、
 蚤の市、ガラクタ市の雰囲気だった。黒人の売る革のバッグや
 中国人の売る電化製品。化粧品やスニーカーの屋台に混じって、
 やっと見付けた店だった。
 せっかく寒い雨降りの日に早起きして、バスにのってたどり着いたその市場で、
 何も買わずに帰る気になれなかった。
 まだまだこれから旅が続くのに、お皿なんて買っちゃって。
 そう、多分これが私の海外の骨董市デビュー品。
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by mobiliantichi | 2008-11-29 22:29 | アンティーク  

骨董市のはしご

 
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 日曜日、久しぶりに大江戸骨董市に行った。
 暑くも寒くもない骨董市日和の一日。
 見覚えのあるお顔がちらほら。
 お店の人にも、お客さんにも。
 沢山の外人さんに混ざって、茶髪の芸能人も。
 (長いキャリアの3人組のボーカルの人)
 
 友人とお茶してから、一人靖国神社に。
 そこでは陶器市と青空骨董市をやっていた。
 こちらは高齢者が多い。
 
 戦利品はこの3つ。〆て1600円。
 靖国では風呂敷に包んでくれた。
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 ペンギンは実は冷蔵庫用の脱臭剤。
 今でも脱臭力が残っているかは不明だけど、
 冷蔵庫にペンギンがいるっていいじゃない。
 イセエビのお皿は熊野での活躍を願って購入。
 今月で解禁したイセエビ漁。
 お裾分けを期待してます。亀さん!
 (亀さんはこのブログの存在は知らないから、
 これはおねだりではありませんのでご安心を。)

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by mobiliantichi | 2008-10-21 08:20 | アンティーク  

動物コレクション その2: ライオン

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 4月の第一日曜日のArezzoの骨董市で買った。小雨のなか、1日骨董市を歩き回ったのに、何も欲しいものがなくて、でもせっかくだからどうしても何か1つ欲しくて。気に入った植物画は1枚50ユーロ。はあ?まとめて買ったら500ユーロにするよ、って言われてあきらめた。
そして最後のお店で見つけた。
 つぶらな瞳の怖くないライオン。ちょっとまけてくれたし、これが今年の唯一のArezzo骨董市での戦利品。
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by mobiliantichi | 2008-07-18 16:31 | アンティーク  

朝風呂

 暑い夏の1日、朝風呂はいかが?
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 熊野のお風呂は明るい。だから朝の光が似合う。
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 もともとここにはお風呂はなかったので、応接間と書庫の部分に水周りを作ることになった。始めは、広い部屋に猫足のバスタブと別に小さなシャワールーム、なんて案もあったのだが、歳をとってから、寒いお風呂で、またいで浴槽に入るのは危険、と断念。
 でもこのお風呂、工事は大変だったらしい。私が選んだ浴槽は、重すぎて今はあまり使われない琺瑯タイプ。お風呂を取り付けてから、壁から浴槽まで、幅があり、普通の蛇口では浴槽までとどかない、と言われた。
 蛇口はグローエで探した。やっと見つけたのは蛇口とノブが分かれているもの。この蛇口なら、ある程度好みの長さに伸ばせる、と言われた。東京では実家もマンションもグローエの蛇口を昔から使っているので、一般的、と思ったのだが、熊野の水道屋さんはTOTO以外はほとんど扱わないそうで、取り付けがかなり大変だったらしい。

 漆喰とタイルの壁に、昔のガラス窓から光が差し込む。骨董市でちょっとした小物も揃えた。
あとはこのキャニスターの中に入れる、お気に入りの香りのバスソルトを探すだけ。
 化粧品関係には全く疎い私には、ここからが難題。朝風呂にぴったりの爽やかな香り、教えてください。
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by mobiliantichi | 2008-07-15 07:38 | 古民家修復  

動物コレクション その1: 猪

d0147727_18415832.jpg この後姿に惚れた。骨董市で見かけた、小さな小さな陶器の猪。
 
 いつか動物と会話ができるようになりたいと思っていた。高校3年生の読書感想文で、ドリトル先生航海記について書いたぐらいだから、かなり真剣だった。帯広畜産大学を受験するために、共通1次(今はなんていうのか?)の勉強をしようか、とまで思った。そしてもちろん愛読雑誌はアニマルライフ。

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 小さな動物ものを見かけるとついつい買ってしまう。
その結果マンションの部屋は動物園状態。これから少しづつ紹介していこう。 
トップバッターに1頭しかいない猪を選んだのは、実は今日が猪年の恩師の誕生日だから。
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d0147727_18413783.jpg なぜか私が世話になったり一緒に働く人には、猪年の人が多い。母は猪、祖母から聞いた話では曽祖父も、祖母か祖父も猪年。祖母は「3代同じ干支が揃うと、その家は繁栄する」と嬉しそうに言っていた。残念ながら現実は違ったけれど。

 あさっての夕方に東京を発って、1ヶ月ぶりに熊野に向かう。夏場の夜間、紀勢本線はよく動物に遭遇する。犠牲になるのは鹿が多いが、前回は猪だった。線路は怖いところだから、どうぞ猪君、立ち入らないようにお願いします。
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by mobiliantichi | 2008-07-04 19:50 | インテリア  

紅秀峰

d0147727_10141821.jpg 甲府の知人に「紅秀峰」というとってもとっても美味しいさくらんぼを戴いた。初めてアメリカンチェリーを食べた時、実の部分が沢山あることにびっくりして、得した気分になった方はいませんか?このさくらんぼにも、美味しい実が沢山ある。さくらんぼは1日10粒以上食べるとお腹をこわす、と言われたことがあるが、このさくらんぼなら10粒でお腹いっぱいになれそうだ。


d0147727_1014363.jpg せっかく戴いたさくらんぼ。被写体として写真撮影の練習にのぞむ。目指せ○○さんのブログ写真。がんばってみる。
 3年前にパリのヴァンフの蚤の市でかったカフェオレボール。パリの蚤の市、といったらこれでしょう、ということで3つも購入して手荷物で持ち帰った。残念ながら朝食にcafe au lait は私のお腹には牛乳が重過ぎるので、本来の目的に使うことはなく、食器棚の飾りになっていた。
 前回の枇杷に続き今回はさくらんぼを山盛り。安直過ぎると言われそうだ。白いクロスにクリームの珪藻土の壁、という背景を次回からはもうちょっと工夫してみよう。

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by mobiliantichi | 2008-06-23 10:55 | アンティーク  

古箱修復

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 昨年末に大江戸骨董市でdonumさんから北欧の箱を購入した。そして暮れの寒い日に修復のため箱を携えて八王子の師匠の工房を訪れた。前日に作ったシュークルート(ソーセージのザワークラフト煮込み)を差し入れに。何しろ師匠の店は夏は猛暑、冬は極寒、ストーブでじんわり温める料理を持っていけばきっとストーブに火を入れてくれるはず。ついでにトーストしないといけないイギリスパンも持っていく。

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d0147727_7342189.jpg 大きく欠けた部分をまず修復。木目のあった木を探し大きさを合わせて、膠を塗ってクランプ。木がくっつく間の時間は隣のセブンイレブンにトイレ休憩。何しろ師匠の店のトイレは前時代的でさすがに骨董好きな私でもできればパスしたい。完全に接着してから表面を均す。


小さな穴の場合はパテ埋めで大丈夫。
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 あっという間に時間が過ぎる。ストーブで温まったシュークルート、表面のかりっと焼けたトーストでお昼ごはん。
 
 自分でできない作業も師匠の工房なら強力な助っ人がいる。今回は壊れた蝶番を作ってくれるという。しかし「鉄は焼きを入れると堅くなる」と言って突然バーナーが火を噴き始めた時にはちょっとびっくり。工房にはよく燃えそうな乾いた木や塗料が沢山あるんですが、、、。
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d0147727_7381228.jpg 師匠に「今日中にはできないから、明日も来ることになるね」と脅かされ、スピードアップ。ステインを塗りシェラックを塗る。横の木の色と前面の板の色が近くなってきた。うっにんまり。ワックスを塗りこんで家にお持ち帰り、と思ったところで師匠のチェック。

d0147727_7375178.jpg 「このままだとまた扉が180度以上開いてしまって、蝶番が壊れるから皮ひもを付けよう」とおっしゃる。確かに紐が付いていた痕跡はあった。革を紐に切って、長さを考えて、かなり苦労して付けたら、、、、。「革は伸びるっていいましたよね」はいでもそんなに伸びるなんて、、。で真ん中でループを作って調整することに。

d0147727_7371696.jpg 最後に師匠は留め金のつくりが気になり微妙な調節をしてくれた。

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翌朝ワックスをふき取ると、古箱は生まれ変わった。

d0147727_7411251.jpg 今ではdonumさんで初めて購入した大きな木のスクープと祖父の往診鞄と伴に熊野の玄関に溶け込んでいる。

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by mobiliantichi | 2008-05-14 09:14 | アンティーク  

再会は

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 数年ぶりにArezzoの骨董市に行った。今回の旅の目的の1つは再会を約束した彼女に会いに行くことだった。ルーマニア移民でArezzoの骨董市で中心の広場に出店する力を持っていた彼女が、今どうしているのか。イタリアでも骨董業界は不況のようで、骨董市の規模も年々縮小し、新しい物を仕入れる力のない業者が増えているという。
 その日は曇りで時折雨が降った。彼女の噂を少し聞いていた私は広場へ行くのをためらい、通りのたくさんのお店を覗いた。

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 広場は一部を修復工事で使用できなくなっているにもかかわらず、空きスペースが目立つ。前回来た時はたしか場所取りのせめぎあいのような状態だったのが、今年は広場の真ん中に立ってぐるっと見回すと、全部のお店を見ることができるくらい余裕ができている。d0147727_15581511.jpgd0147727_15584059.jpg
 そして見覚えのある椅子を見つけた。彼女の言葉が思い出された。「椅子を買うなら桜かくるみにしなさい」 日本でアンティーク家具を買い始めたばかりの私はどちらの材でできた椅子も見たことがなかった。そして彼女がこの椅子を見せてくれた。この広場で。
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 常にタバコを指に挟みながら歩き回る彼女をしばらく遠くから眺めていた。なにか買えるものはないか? 彼女の専門はアイアンと石、それに家具ではとても買えない。雑貨の類も少しは飾ってあるのだが、、、。移民の彼女には年金もない。新しい物を仕入れるための人材、お金もない。生活に疲れた彼女の周りのそんな雰囲気に、私は結局再会の約束を果たすことができなかった。
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by mobiliantichi | 2008-04-27 16:43 | 海外旅行