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Bon Anno

 かなり遅くなりましたが、お気に入りの寅で御挨拶。
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あけましておめでとう
 ございます。

 無事熊野に戻って参りました。今年もよろしくお願いします。
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by mobiliantichi | 2010-01-04 22:03 | 花と動物  

MIHO MUSEUM

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 週末、東京に出るついでに、寄り道。滋賀のMIHO MUSEUMに行った。京都からJR在来線に乗り換え、最寄り駅から1日に5本のバスで50分。その美術館は本当に本当に山奥の絶景の中にあった。あまりに交通が不便そうなので、車で行こうか悩んだのだが、やめてよかった。バスが通る道はすれ違いができないほどの細い道。
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 美術館を設計したのは、あのルーブルのピラミッドを設計した人。大きな窓から見えるのはただ山並みだけ。紅葉もここでは少し早いようだった。今回ここに行く事を決めたのは、この絵を見たかったから。以前の東京での公開の時は、行く事ができなかったので、今回はどうしても実物を見ておきたかった。伊藤若冲はタイムスリップした現代人だったのではないか、なんだかそんな気がした。
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 この美術館、なんだか熱海のMOA美術館を思い出させる。MOA美術館に行ったのは、大学2年くらいの時。同期の女子20名が、初めてで最後の全員参加の温泉旅行で伊東に行った帰りだった。そこは不思議な空間で、不思議な光と不思議な音があふれていた。にもかかわらず、のうかんの私達は、MOA美術館のMOAが何の略なのか、について話し合っていた。結論は「もっと温泉を熱海に」。なわけないよね。
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by mobiliantichi | 2009-10-18 17:45 | 国内旅行  

伊作の絵 その後の経過報告

 和歌山県立近大美術館に預けてあった西村伊作の絵。遂にこの絵の修復が始まった。美術館の方のご好意で、東京の目白にある修復研究所21という会社に届けていただいた絵。修復方法の相談にその場所を訪れた。一人で行くのはなんとも気後れするので、友人を引っ張り出して、2人での訪問。所長の女性は多分私達と同年代位の方で、ずぶの素人の私達にも判りやすく、この絵の今の状況、修復の必要性、そのやり方にとどまらず、絵画修復についての会社の考え方などを、今までの事例を交えて説明してくれた。その後に実際の修復現場も見せてくださった。
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 この絵は、一度かん水しているという。そのために布が縮んで、絵の具がはがれかかっている。絵の架けてあった場所は、雨漏りはなかったが、家自体を数十年の間、閉切ったままだったこと、そして熊野は湿気の多いところであったことが原因だろう。d0147727_2028854.jpg
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 キャンバスを張っている木枠は、手作りなのか華奢で、数年前に展覧会用に最低限の補修をしたときにすでに波打っていたため、補強されていた。今回はこの木枠から絵を取り外して、修復を行い、その後にこの木枠が使えるかどうかは、現時点では判らないと言われた。d0147727_2031289.jpg
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 ここ数年は美術館の空調の整った倉庫にあった絵。これからこの絵がもとにあったこの場所に戻ってくる事になる。隙間風、埃、日光。これらの影響を考えると、アクリル板を絵の前に入れること、絵の後ろにはやはりカバーを取り付けることが必要だろう。
 修復家は言った。「1年に一回とは言いません。せめて2年に1回でも、晴れた10月に風通しのいい室内で、後ろのカバーを外して、アクリル板との距離もあけて、絵の陰干しをしてあげてください。そしてその時にその絵をじっくり見てあげてください。そうすれば、どこかに傷みがきていないか、ということを早い段階で発見する事ができるのです。」この言葉、絵に留まらない気がして、とっても耳が痛かった。

 絵の修復が終わるのは、早くて年内。それまでに、もうちょっとこの場所を綺麗にしておかないと。
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by mobiliantichi | 2009-09-06 21:09 | 古民家修復  

急務

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 職場での検診が近づいてきたので、皆でダイエットを開始した。なんといっても最近は体重だけでなくて、腹囲なるものもある。とっても恐ろしい。バナナダイエットは即効性がないようなので、今はスープダイエット。これは中々効くようで、体重は3日で2kg大体の人は減っている。2kg減らない場合は、何かごまかしているはず、なんて書いてあった。このダイエットは、心臓の手術を受ける前1週間で急激に体重を落とすためのプログラムらしい。1枚のコピーにスープの作り方と1週間のメニューが載っている。スープは美味しくて、量は沢山食べれるので、空腹感はないのだが、1週間一度も外食の予定がないという日程が、なかなか作れない。結局今のところ目標体重には程遠い状態。そこで、数年前に流行ったビリーズブートキャンプなるものに挑戦。と言っても、経験者が再開するというので、見学気分で参加。運動神経ゼロな上に、車生活になって、全然歩かなくなり、まずいと思ってラジオ体操をやっているレベルの中年女性には、、、、、。
 筋肉痛になるほどの動きもできず、結局今日も特製スープの材料を買って帰ってスープ作り。あっ、でも一応、万歩計も買ってみた。スープダイエットは油、炭水化物はなし。果物やお肉は食べていい日がある。もちろんお菓子はだめなのだが、「ご褒美に今日はベイクドポテトを食べてもいい」と書いてあったり、「ステーキ3枚までOK」なんて日もあったり。どう考えてもアメリカ人用のプログラムの様だ。

 お気に入りの虎に見張ってもらって、せめて間食はしないで、検診の日までにあと数kg、、、。
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by mobiliantichi | 2009-07-10 22:51 | つぶやき  

激辛はお好き?

 東京の家の台所に飾ってある細長い絵。
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 東京の職場では、信じられない激辛好きの食事風景を目撃する機会が多かった。
 五目うま煮ラーメンに、ラー油を一面覆い尽くすようにかける2人の美女。
 親子丼に山盛りのネギ、さらにそのネギが見えなくなるくらい七味唐辛子を振りかける美女。
 なぜか、激辛好きは若い美女ばかりだった。
 大都会東京で、強く美しく生き抜くためには、激辛パワーが必要なのか。

 熊野の職員食堂では、七味唐辛子をうどんにかけている人すら、見かけたことはない。
 七味のビンが数日前から空になったままテーブルに置かれていても、だれも気がつかないほど。
 熊野には激辛パワーは必要ないようだ。

 では自分は?
 東京に行くと、よくタイ料理やインド料理を食べに行く。
 辛い料理を「辛い辛い」と言いながら食べるのは好き。
 でも辛味に強いわけではないので、激辛はとてもとても。
 せいぜい中辛どまり。美しさとは無縁。
 頭の毛穴から汗が噴き出る、なんて言いながら、辛味大根おろし蕎麦を食べる。
 それで精一杯。だから激辛談義はこのくらいで、話題を変えよう。

 実は、私の台所には、もう一つ同じ作家のペンギンの絵がある。
 ついでに紹介。
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by mobiliantichi | 2009-05-25 22:09 | 花と動物  

熊野自慢 その16 「熊野石蔵美術館」

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 熊野市五郷町桃崎にある国指定登録有形文化財の蔵。家から30分ほどのドライブでたどり着いた石の橋を渡ってすぐ。大きな震災でもびくともしなかった明治時代に作られた石蔵。瓦を見なければ、ヨーロッパ建造物のよう。興奮してぐるっと一回り。
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 使われている石はこの近くの砕石場で切り出して、蔵の前で削ったらしく、今でも庭を掘ると岩の削りカスが沢山出てくるそうだ。
d0147727_2042349.jpgd0147727_21122717.jpg 近づいて見ると、岩の端は輪郭をきちんと取って、中央はごつごつさせている。美しい。
 鉄の扉もごつくていい。
d0147727_20424659.jpgd0147727_20434144.jpg 中は1階がこの蔵からでてきた民具資料室。2階はこの美術館の館長の祖父である画家、田垣内友吉の常設展示室。ここに暮らした友吉は昭和の初めに活躍し、37歳で亡くなった。この蔵に保存されていた絵は保存状態がとてもいいそうだ。
 展示品よりも建具や天井にばかり目がいってしまう。
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 母屋も明治の築。もともと天井がなくて、むきだしだった梁は、まさに黒光りしていた。子供の頃この家に暮らした館長は、この家は飽きることがないと言っていた。d0147727_20455131.jpgd0147727_2046981.jpg
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 取り外されて、外に出された窯も、味噌作りの時にはいまでも活躍するそうだ。
 古い物を大切に使い続ける日本人を、熊野でまた一人見つけた。
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by mobiliantichi | 2009-02-09 21:34 | 熊野自慢  

熊野自慢 その12 「無量寺 応挙芦雪館 」

無量寺の入口の案内板のポスター。
もちろん芦雪の虎には似ても似つかないが、かわいさは伝わる。
d0147727_1928465.jpg 禅寺である無量寺は串本の町のとっても狭い通りの一角にあった。友人が運転してくれていなかったら、私には到底たどり着けないような場所。その日、どうしてもそこに行きたかったのは、芦雪の虎に会いたかったから。
上野の博物館で見た時は、芦雪の虎は応挙の虎と比較展示され、山のような人だかりの隙間からしか見ることができなかった。でも私は断然芦雪の虎が好き。
そんな虎が、なんと串本で見られるなんて、信じられなかった。
無量寺の境内にある「応挙芦雪館」は円山応挙、長沢芦雪の作品を中心に、室町、桃山、江戸時代の絵画を展示している。しかし一般の展示室にあった襖絵は写真だった。国の重要文化財に指定されている襖絵は、まるで日銀の金庫室のような(もちろんそんなところに入ったことはないが)収蔵庫に収められている。係りの女性の案内で、別棟の収蔵庫に入る。

 すばらしい。応挙の襖絵や芦雪の他の襖絵ももちろんいいが、やっぱり虎でしょ。かわいすぎる。そんな虎を触ろうと思えばなでられる距離で、堪能することができた。
 
熊野古道もいいが、ぜひ無量寺へ。
ただし雨の日は収蔵庫の扉は開かないので、写真で我慢することになる。

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 紀伊半島の先っぽには、絵画だって日本の宝がある。それもひっそりと。
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by mobiliantichi | 2008-11-12 20:00 | 熊野自慢  

Aluis Carigiet :アロイス カリジェ

 東京の私のベッドの横にはカリジェの絵が2枚。
 違う時期に行った展覧会で、それぞれ買った物。
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 たしかこの絵は、「おやすみなさい」というタイトルだったと思う。
 カリジェはスイス人の絵本作家。
 この絵はZottel,Zick und Zwerg という題の絵本からのもの。
 ドイツ語で書かれたこの絵本、意味はぜんぜん判らないけれど、私の大切な蔵書。
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 もう一枚は沢山の動物が気に入っている。
 カリジェの描く動物が好き。
 
 高校のころ一番仲の良かった友人と、よく表参道のクレヨンハウスに行った。
 今のクレヨンハウスよりももっとしゃれた建物だったと記憶している。
 そこで色々な絵本を眺めた。
 絵本は高くて、なかなか買えなかったから。
 絵の上手かった彼女は、時々絵を描いてくれた。
 私にも絵が描けたら、と思った。 
 大学で独文科に進んだ彼女が、今、元気なのか知らない。
 最後に会ったのは10年以上前。

 細かくて、色彩豊かなカリジェの絵を見ると、彼女を思い出す。
 元気で生きていて欲しい。
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by mobiliantichi | 2008-10-18 22:06 | インテリア  

Balthus

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 1993年11月、東京駅のステーションギャラリーで行われたバルテュスの展覧会。自分の絵を自然の光の下で展示することを望んだ、画家の展覧会。赤レンガの建物と差し込む光に照らされた絵が印象深かった。美術館などにめったに行かないし、絵を飾るなんて考えたことも無かったのに、大きなポスターを買った。

 そんな画家のことなんてすっかり忘れていたある日、テレビを点けたらバルテュスの特集番組を放映していた。画家の家が1754年に作られたスイス最大の木造建築グランシャレであること、夫人が着物の似合う日本人であること、アトリエでも自然光で絵を描いていること、を知った。そしてかなり高齢の画家が、アトリエでかもし出す荘厳な雰囲気に圧倒された。

 昨日、本屋で夫人の書いた本を見つけた。「和と寄り添う暮らし」表紙の夫人の笑顔が美しい。
画家の亡き後もスイスで暮らす彼女。アンティーク、庭、和と洋、そして画家の愛した猫。
  
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 部屋にずっと飾ったままのポスター。思いもかけなかったいろんなものが、自分に影響を与えてきたことに気づかされた。
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by mobiliantichi | 2008-07-28 07:48 | インテリア  

動物コレクション その2: ライオン

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 4月の第一日曜日のArezzoの骨董市で買った。小雨のなか、1日骨董市を歩き回ったのに、何も欲しいものがなくて、でもせっかくだからどうしても何か1つ欲しくて。気に入った植物画は1枚50ユーロ。はあ?まとめて買ったら500ユーロにするよ、って言われてあきらめた。
そして最後のお店で見つけた。
 つぶらな瞳の怖くないライオン。ちょっとまけてくれたし、これが今年の唯一のArezzo骨董市での戦利品。
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by mobiliantichi | 2008-07-18 16:31 | アンティーク