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私がピアスにしないわけ

 招き猫のところでちょっと自慢してしまったけれど、私、運がいい。「棚から牡丹餅」がしょっちゅう。ちょっと紹介してみよう。d0147727_2292783.jpg 
 たなぼたその1: ある日マンションのエレベーターで、向かいに住むおば様に突然「今度の土曜日空いてます?」と聞かれ、はいと答えると、競馬に行かないかとのお誘い。マンションの奥様達で中山競馬場に行くというのだ。私は競馬なんて全く知らないと言ったら、なんでも馬主席という特別な部屋に入れる、というので参加することにした。競馬場に入るのにお金がいるのかは知らないけれど、とにかく広いお部屋で、有名な画家の絵が沢山飾ってあるところに、タダで入れた。実は競馬場の半分の土地を所有している方のお誘いだったのだ。何人でもOKだそうで、全く関係ない私まで、初めての競馬体験ができた。
d0147727_2295799.jpg たなぼたその2: ある日後輩が「切符があるので、東京ドームに野球を見に行きませんか?」と言うので上司と私と後輩とで巨人-中日戦を見に行くことに。するとなにやら特別な入口から入って、個室に通された。ソファーにテレビがあって、お弁当に飲み放題。もちろん部屋の外にはバルコニーがあって、生で観戦できるのだが、なぜかそこにいたお客さんたちは、お弁当を食べながら、テレビで観戦。この試合、開幕から連勝していた中日に巨人が勝った試合だった。


d0147727_22102124.jpg たなぼたその3: 高校時代のサッカー部の友人から突然の電話。「明日、暇?」もちろん暇だ、と答えると、サッカー見に行こうという。ワールドカップのイングランド-スウェーデン戦。そういえば彼女に名前を貸して、ワールドカップの観戦申し込みのはがきを出したことを思い出して、それが当たったのかと思ったら、そうじゃないという。そして、「一応ちょっときちんとした格好してきて」という。大体彼女はいつもTシャツにジーンズのくせに、サッカー観戦にいい格好とはおかしいと思ったのだが、一応ジャケットを着て行った。浦和のサッカー場に着くと、これまた特別な入口に和服姿のコンパニオンがお出迎え。バイキング形式の食事の用意された個室には、某テレビ局のサッカー解説員やアナウンサーやお笑いタレントが。飲み放題食べ放題で、やはりバルコニーからの観戦。それもタダでサッカー解説者の解説付きで。残念なことに、その頃私はベッカムすら知らなかったから、0-0で引き分けの試合を、点が入らなくてつまらない、くらいに思っていた。彼女になんで私を誘ったのか、と聞いたら「前日に誘って、土曜日でも空いてそうな人は他に思いつかなかったから」と言われた。

 この話を友人にしたら、「ディズニーランドの隠し部屋に入ったことがある、というなら羨ましいけど、、。」と言われ思い出した。その部屋にも入ったことがあった。

 これすべて、誰かの代わりだったり、券が余ったりで私のところに来た話。本物のたなぼたである。耳に穴を開けると運勢が変わるというから、私は決してピアスをしない。。

 では、競馬で当てたのか?って?
 私の大切な幸運を、賭け事なんかで浪費するつもりはありません。
 まだ当分はこの運に頼って、人生送っていくつもりなのだから。
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by mobiliantichi | 2010-02-28 23:13 | つぶやき  

蕎麦の作法

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 大学を卒業して、最初に仕えたボスは大正生まれのおしゃれな人だった。結核で片肺をなくしていたボスはいつもちょっと斜めに傾いて、帽子とステッキが似合う人だった。若いころはサッカーやスキーを愛したスポーツマンだったそうだが、私が出会った頃のボスは、退職まじかの女嫌いのこだわりの多いうるさそうな老人だった。 
 あの頃、毎週土曜日になるとボスは皆を連れて近くの蕎麦屋に行った。仕事場の近くのその砂場のそばが、ボスは好きだった。「もりそばを食べる時は、箸はねかせちゃいかん、立てないと」とそばを食べる作法を教えてくれた。そしてそこで頼むつまみは、いたわさとやきのり。直前にあぶられた海苔は、立派な桐箱に入って出てきた。
 年に一度、お会いする機会があったのだが、いつ挨拶に行っても、同期の他の女性の名前で呼ばれた。最後にお会いしたのは3年くらい前。車椅子に乗ったかつてのボスに、残念ながら最後まで私は名前を覚えてもらえなかった。
 昨日、亡くなったとの知らせが入った。片肺のためかふっふっと息する音を立てながら私のことを「いよちゃん」と呼んでくれたボスはもういない。もちろん私は決して、いよちゃんではないのだけど。
 今度、平日に東京に行ったら、巴町砂場でそばを食べてみよう。私はあの店ではカシワ南蛮が一番美味しいと思っているのだが、ボスに敬意を表して、もりそばに焼のりを注文してみようと思っている。
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by mobiliantichi | 2010-02-18 21:29 | つぶやき  

建物ツアーの続きは

 実は今回のツアーの開催された週末は、当初は東京に行かない予定の週末だった。ところが、偶然溜池のホテルで仕事の後、部屋をとって貰えるという話がでた。ツアーは4時まで、仕事は4時からだったので、ツアー参加者とは少し早く別れて、溜池へ。
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部屋の窓から東京タワーが見える。イルミネーションが時間で2回も変わるなんて知らなかった。d0147727_847311.jpgd0147727_8472082.jpg
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ホテルに泊まる楽しみはやっぱり朝食。バイキング形式だとますます気分は盛り上がる。d0147727_8494128.jpgd0147727_8495945.jpg
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d0147727_852011.jpg 苺の香りのお水を飲んで、もちろんオムレツは好みの具でオーダー。盛り付けもそれなりにしてみる。もちろんこの他にも、ヨーグルトにはたっぷりの生とコンポートの果物にグラノーラを振りかけて、パンケーキもワッフルもメープルシロップやヌテッラをかけて。
d0147727_8531112.jpgd0147727_8534284.jpg 食べ過ぎの朝食後はやっぱり歩かないと。西麻布の美容院まで、ゆっくり六本木の街を散歩する。ヒルズもミッドタウンも横目で通り過ぎて。
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六本木プリンスが無くなったのは聞いていたけれど、六本木交差点のアマンドも無いなんて、びっくり。d0147727_8563467.jpgd0147727_857463.jpg
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 大きな豹の看板の店では豹柄のバッグが売っているんだ、なんてことにあらためて気がついたりして。
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 髪をカットした後には、今度は代官山から恵比寿までのんびり歩いてみる。そこで見上げた東京の空は、それなりに青かった。さあそろそろ熊野に帰ろう。

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by mobiliantichi | 2010-02-15 09:29 | 国内旅行  

建物見学ツアー その4

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 上野でのツアーの目玉は黒田記念館。開館時間が短いため、いままでなかなか行くことができなかった場所だ。本日開館のうれしい立て札が下がる。d0147727_223354.jpg
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 素敵な入口から入ると、フラッシュをたかなければ、写真はOKとのうれしい情報。d0147727_22335379.jpgd0147727_2234522.jpg
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 黒田記念館といえば階段。女性的な手すりが印象的。窓の外に緑が見える。
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 もちろんここはこの絵で有名な黒田清輝の記念館。

 でもここで私が気に入ったのは、この空の絵の連作。
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 そしてりっぱな天井。

 それに外せないのは、きゃおきゃおさんのお勧めの郵便受け。
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by mobiliantichi | 2010-02-12 22:58 | 国内旅行  

建物見学ツアー 番外

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 今回のツアーは築地駅のデニーズ前が集合場所。ちょっと早く到着した私は、まず路地を一周りしてみることにした。そしてこんな民家を発見。その近くには、銀座千びき屋のケーキショップがひっそりとある。なんだかこの2軒を見て、築地がとっても好きな場所になった。
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 今から15年前、私は東京に築30年の中古マンションを買った。もっと新しい中古マンションもいくつか候補にあったのだが、その時に決めてとなったのは、歳を取った時の自分の姿。多分マンションでの一人ぐらしになるだろうから、その時に一緒に古びていってもわびしくないマンション。新しい時はきれいだったのにね、と思われる部屋から出かけるのはいやだった。それはつまりこんな街でこんな店にケーキを買いに来る、老婦人のイメージ。自然体で背伸びせず、逆らわずに歳を重ねる。そんな人の住まいには、自分と同じくらいの年が自然に経過した家が似合う、そう思ったから。d0147727_22254375.jpgd0147727_22255953.jpg
 実は今回のツアーで私は目標とすべき理想の女性に出会えた。米寿を迎えた素敵な女性。ブログにネットサーフィンだけでなく、実際にデジカメを持って、建物見学にまでいらっしゃる、女学生のような御婦人。そのすべてがさらっと自然体。このツアーでの一番の収穫はこの方とお知り合いになれたこと。これからは彼女のブログをのぞかせていただこうと思っている。

そうそう、最後の写真はその方のお手製の巻尺つきの針刺し。ただの針刺しではないところがさすがである。chamekoさん、ありがとうございます。
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by mobiliantichi | 2010-02-11 22:58 | 国内旅行  

建物見学ツアー その3

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 学士会館を十分に堪能した後は、上野に向かった。都美術館の裏手に回ると、そこに現れたのは門。
 それは上野動物園の昔の切符売り場と門。いまでも皇族のためには使用されるという。
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 上野動物園には小学校1年生のころに遠足で行った。その時に私の心を掴んだのは、象でもライオンでもカバでもなかった。低い天井の白い部屋に寝そべっていた「ぞうあざらし」と直立不動の「皇帝ペンギン」そして一番のお気に入りはオオアリクイだった。学校では遠足の後には感想文を書く宿題がでた。私はそこで多分オオアリクイについて熱く語ったらしい。今でも付き合いのあるその頃からの友人に昨年会った時、「ところで、今でもオオアリクイ好きなの?」と聞かれた。他人はとんでもないことを覚えているものだ。多分私はその後に何度か上野動物園を訪れたが、オオアリクイは見ていない。
この門の向こうには、今でもあのオオアリクイの孫でもいるのだろうか?

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by mobiliantichi | 2010-02-10 12:33 | 国内旅行  

建物見学ツアー その1の続き

 昨日のブログで、ご紹介できないと思っていたレリーフの写真、チャペルの中のものでなければ大丈夫とのことで、さっそくUPしてみよう。
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 まずは冷蔵庫の上に元々あったレリーフ。あれ?5つのはずが、一つ足りない。中身を表す柄になっているそうだ。
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 人の病気に関係している害虫。でもこのレリーフは、これらの虫に憎くて殺したわけじゃない、という追悼の意味だという。
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不死鳥、天秤、アラジンのランプ。みんなそれぞれ意味がある。 d0147727_1852283.jpgd0147727_18532093.jpgd0147727_18534793.jpg
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この動物たちは病気を運んでくる害獣で、これは追悼ではないらしい。ペストを運ぶ鼠、オウム病、でもこれも彼らのせいではないのだけど。d0147727_18591031.jpgd0147727_18571428.jpg
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 照明や天井も凝っている。
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 一部分だけ残された古い建物。階段の照明や、レリーフやステンドグラスもおしゃれ。d0147727_19103744.jpgd0147727_19113298.jpg
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休憩室は木の床。用事もなくここでのんびりする人も多いらしい。d0147727_19123216.jpgd0147727_19134675.jpg
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本当は建て直す前に見ておきたかったのだけど、ここだけでも残ってよかったと思った。
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by mobiliantichi | 2010-02-08 19:50 | 国内旅行  

建物見学ツアー その1

 待ちに待った「きゃおきゃおツアー」の日。建物ブログつながりで知り合ったきゃおきゃおさんが、お勧めの場所を案内してくれるツアー。参加者は合計6名。集合場所は築地駅。晴れたけれど北風の冷たい中、きゃおきゃおさん一押しの聖路加国際病院へ。
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 ここのチャペルは一度は行ってみたいとずっと思っていた場所。どのナースステーションからもすぐに行ける、と聞いていた。数年前の病院の建て替えで無くなってしまったのかと思っていた。d0147727_2132847.jpg
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 青空に十字架が光る。残念ながら写真の公開は外観だけとのこと。個人で楽しむならOKとのことで、自分用に写真を撮りまくってきた。それにきゃおきゃおさんの計らいで、今回は親切で熱心な信者さんのガイド付き。d0147727_2143263.jpgd0147727_2144970.jpg
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 チャペルのステンドグラスは青と赤が私の好みにぴったり。チャペルの外の休憩所の椅子や机も素朴なアンティーク。そしてなんといっても入り口のレリーフが面白い。疫病をもたらす動物は床で踏みつけられているのに、蚊、蠅、虱、蚤は壁に掲げられ供養されている。昔の食堂にあった冷蔵庫の上のレリーフはそれぞれの冷蔵庫の中身を表して、肉、野菜、魚、乳製品、穀類、それがなんだか七福神みたいなデザインになってる。
うまく説明できないから、ぜひ皆さま、お出かけください。d0147727_2181380.jpgd0147727_2183336.jpg
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 近くには初代の院長の官舎が移築されていたり、ここが発祥の地の立教女学院などの碑があったり。d0147727_2111113.jpgd0147727_21115122.jpg
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 そして聖路加の後は東京で最古の教会へ。これが木造の教会だというからびっくり。きゃおきゃおさんの説明でますます建物見学ツアーが楽しくなる。

 今回のツアーは行き先を前もって知らされていない、ミステリーツアー。この先どこに行くのか、参加者にはそれも楽しみだった。

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by mobiliantichi | 2010-02-07 21:54 | 国内旅行  

Che cos'e ? ⑮

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 ここ数年、クリスマスには必ず買ってしまう。この香りがお届けできないのが残念。

さてこれは?
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by mobiliantichi | 2009-12-22 22:29 | 食べ物  

ボスに内緒にしている事

 それは2年前の冬。まだ東京で働いていた頃の話である。
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d0147727_195087.jpg 職場では、その年新しいボスが就任した。そのボスはちょっとミーハー(死語ですが)な人で、六本木ヒルズのホテルで7時からの勉強会を企画した。出席にうるさいボスなので、仕事場から駆けつけると、思ったより早く着いてしまった。せっかく流行の場所に来たのだから、どこかでコーヒーでも、と思ったが何でも高い。外は寒いしどうせ高いなら、とエノテカでVin chaud(暖かいスパイス入り赤ぶどう酒)を頼んだ。勉強会の前ではあったが、寒いクリスマスの定番だから。小腹もすいたので、隣のパン屋でエピを買ってちょっと摘みながらクリスマスイルミネーションを見ていた。
 その時である。視野の端になにやら転がる丸々した物体を確認。ツリーのオーナメントでも風に飛ばされたのか、と思ったら、、、、。丸い胴体には長い尻尾があった。あの大きさだと間違いない。ドブネズミかクマネズミである。超高級料理を堪能したメタボねずみ君だったのかもしれない。

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 そういえば10年くらい前の勤務地のロッカー兼休憩室にも、よく鼠が出た。今のボスが前ボスの逆鱗に触れて?左遷されその地に赴任してきた時、「鼠がでるから、気をつけて」と助言した私を、なに脅かしてるんだ、と全く取り合わなかったのだが、赴任早々遭遇したらしく、次にあった時には「ネズミ捕りの道具はどこで買ったのか?」と質問された。もちろん私は懇切丁寧に、お弁当を野良猫に分けてギブアンドテイクの関係を作っていたことを教えてあげた。それまで順風満帆だったボスはとんでもない所に飛ばされたと思ったことだろう。
 
 今やそのボスは東京のど真ん中に君臨している。ボスのお気に入りのヒルズにもやっぱり鼠がいるんですよ、ということはもちろん優しい私は今でも内緒にしてあげている。
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by mobiliantichi | 2009-12-20 19:44 | つぶやき