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出会いは最悪

 ある日溜池山王の地下鉄改札横の小さな本屋で
「ほんもの」のアンティーク家具 
という新書を見つけた。本を購入してアンティーク好きの友人にも紹介した。彼女がHPで著者の店を調べたところ、修復講座をしている、という。海外暮らしが長く、アンティーク好きな彼女の家には沢山の修復の必要な家具があった。
 はじめてそのアンティークショップに彼女と訪れた時、まさかこんな長い付きあいになるとは思っていなかった。本の著者で店主のS氏は他のお客さんと仏教音楽について語っていた。お店の中を一通り物色した私達はおそるおそる「修復講座を受講したいのですが、少し暖かくなった春くらいに」と声をかけた。詳細を説明した後、店主は言った。「冬の講座がこれで人数が揃いましたからやりますよ。春は開催するかわかりません。丁度同世代50代の女性の方達ですから」私達はその瞬間、二度とこの店には来るまいと思った。決して決して私たちはまだ50代には見えないはず。
 しかし結局は「修復講座を受講した方はイギリス買い付けツアーに同行できます」という文言に惹かれて、寒い冬の修復講座に参加した。初日は雪。八王子のS氏の店は都心より数度は気温が低い。それに店は大正時代の工場を修復した物。その店でアラジンのストーブを囲んでの修復講座が始まった。確か開催人数は6名からのはず。でもなぜか生徒は私たち2名だけ。他の皆さんは直前キャンセルされたそうで。 なんだかはめられた気がした。でもそのおかげで好きな時間に講習を受けることができた。
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 そしてそのS氏がブログに登場する師匠
である。

 そしてまだ買い付けツアーは実行されていない。

 そしてこれが私の初 修復作品。この苦労話はまたいつか、、、。
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by mobiliantichi | 2008-01-30 21:50 | 古民家修復  

I miei primi antichi

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 女子高に通っていたころ、仲の良かった友人に誘われて原宿に日本に初上陸した流行りのフローズンヨーグルトを食べに行った。それから昔のクレヨンハウスに絵本を見に行く途中で、古いマンションの1室にあるおしゃれなお店に入った。今は表参道ヒルズになってしまったあの場所で、私は始めてのアンティークを購入した。
 その頃一ヶ月のお小遣いは5000円。だから3枚のコースターを買うのもかなりの思いっきりがいった。何に使うでも無いものを買う、という行動になんだか大人になった気がした。左利きでイラストが上手でドイツ文学や童話が好きな彼女に、背伸びして私もちょっとは違いがわかる大人と思わせたかったのかも知れない。

 家に帰ってすぐに汚れないように本のカバー用の透明のビニールを張った。
そして数十年たった今でも、この3枚のコースターを見るとあのころの、自信のない、中途半端な自分を思い出す。
 これが私の first antiques     I miei primi antichi  である
 
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by mobiliantichi | 2008-01-29 22:57 | アンティーク