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ケチのついた家具

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天板がとっても美しい。私はそう思って、アンティーク家具を買い始めた初期にこの家具を買った。とっても重いし、天板には傾斜があるので、全く実用的ではない。でも東京のマンションで、このサイドテーブルは、存在感抜群だった。
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d0147727_1919581.jpg ある晩、確かに音を聞いた。寝ぼけていた私は、その恐ろしい音の原因を追及せずに、忘れていた。しばらくして、今度は掃除をしていたら、細かい木くずがはらはらと舞った。
 家具の下にもぐって、見てみると、虫穴もあるし、何となくひび割れが増えているように思えた。購入した店に連絡すると、一度ひき取って防虫をやりなおすという。長期間、殺虫剤をたいた密封された空間の中に置いておかれたテーブルは、半年以上して、我が家に戻ってきた。私の脳裏には、なんだか農薬に漬けこまれて、光り輝くようにワックスを塗りたくられたレモンが浮かんだ。
 数年後、口の悪い師匠は、この家具を見て言った。
「たぶんこれは作業台かなにかだった天板を使って、後で作りなおしてますね。バランスが悪い。それに虫を殺すには、1つ1つの虫穴に直接殺虫剤を吹きいれないと、、、。家具は乾燥や湿気でひび割れる時、凄い音を出す、、etc、、。」
 
 何となくケチのついてしまったこの家具は、ほとんどのアンティーク家具が熊野に運ばれたにも関わらず、今も東京のマンションに置かれている。
 とてつもなく分厚い天板の重さに、虫食い穴にひび割れのできた脚が耐えられなくなって崩壊したら、この天板を使って、自分で何かを作ってみよう。

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by mobiliantichi | 2010-07-30 20:06 | アンティーク  

Che cos'e ? 24

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 ちょっと簡単かな。

さてなーーんだ?
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by mobiliantichi | 2010-07-29 07:00 | 食べ物  

夏の旅 その1 バブルの頃の香港 

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  ブログに書くこともそろそろネタぎれでして。古い写真の整理を兼ねて、昔の旅を紹介。まずは大学の夏休みに友人3人で行った香港。まさにバブルの頃、返還前の香港はブランド物のショッピング目的の日本人観光客であふれていた。
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 タイガーバームガーデンでは、お金がいくら余っていたとしても、この庭は作らないよね、なんて話したり。
d0147727_2034590.jpgd0147727_20342073.jpg 3人ともブランドには全く疎かったのだけど、折角だから一つは買って帰ろうということになって。極端な性格の私は、自分で荷物を運ぶ身分の人には不向きな重すぎるトランクを。

 部屋から出せないこのトランク、中には青春の思い出の品が詰まっている。
 だから、鍵の場所は最高機密事項。

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by mobiliantichi | 2010-07-28 21:07 | 海外旅行  

高所恐怖症になった瞬間

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 高所恐怖症になった瞬間。それはこのすぐあと、スペインのモンセラットでのこと。後ろの岩場の上にある修道院に向かうロープウェーで、真下を見下ろした時だった。それ以来、端っこで下を見下ろしたり、高層ビルを見上げたりすると、背筋がゾクッとしてフラーと気が遠くなる。

数年後に友人と訪れた四国の大歩危、かずら橋で高所恐怖症は重症化した。人気の観光スポットのこの橋は、横2列で並んで渡る。つまり手すりは片側しか掴まれない。その上、沢山の人で不規則に揺れる。途中で引き返したくても、前に進むしかない。そして対岸からは、もう少し小さいかずら橋で帰ってくるしかなかった。死にそうだった。
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d0147727_20305060.jpg 友人達はさらにこの恐ろしい乗り物にも、チャレンジしていたが、もちろん私は眺めて満足。

 不思議なことに、はしごは普通に登れるし、灯台で彼方の海を眺めるのは大好き。でもダムでは手すりには近づけないし、地下鉄のホームでも端を歩けない。最近さらに新たな恐怖症も出現。先端恐怖症である。包丁の先を見ると、目に突き刺さる気がしてしまうのだ。


 恐怖症は突然発症する。だから今の内にできることはやっておかないとね。
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by mobiliantichi | 2010-07-27 21:18 | つぶやき  

ホントは骨付き羊肉用のナイフセット

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 カトラリーをアンティークのセットで揃えるのは憧れ。骨董市ではシルバーのカトラリーはセットでもバラでも良く目にするけれど、あまりに沢山で知識が無いと選べない。
 これは骨付きの羊肉用の器具の付いたナイフのセットだった。それをばらして購入。さすがに骨付きの羊肉料理はたぶん一生しないので、その特殊な器具は外してもらった。
 ナイフセットが手に入ったから、これからはこれに合う、フォークとスプーン探す楽しみができた。さしあたってシルバーのマークの勉強をしなきゃ。

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by mobiliantichi | 2010-07-26 20:47 | アンティーク  

色きち

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 お店から来たsaleのハガキ。「自分だけのデッキシューズを」なんて言葉に惹きつけられて、行ってみる。すごい沢山のパーツを一つずつ選ぶ。手縫いの糸や中敷きまで。1時間以上悩みに悩んで、たのし!

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 結局一つには絞れなくて、2つ。

 やっぱり私、色きちかなあ。
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by mobiliantichi | 2010-07-25 21:38 | 手工芸  

アジアンな一角

 かなり前に東京のアンティークショップで買った椅子。後で知ったのだが、アジアの物らしい。d0147727_20311582.jpgd0147727_2032527.jpg
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  熊野に運んでから、ずっと同じ場所に鎮座している。クッションも、下に敷いたラグも、ずっと変えていなかったのだが、今回、青いラグから紫のラグに取り変えてみた。
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 2枚のラグは、アンティークのラグの端切れをパッチワーク風にした物で、イスタンブールのバザールで買ってきた。コンランショップにも卸しているというその店に、2日通って値切って買った。
 私の中ではモンドリアン図形のようなこのラグが、この椅子には欠かせない。

 
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by mobiliantichi | 2010-07-22 21:07 | アンティーク  

 ただ自然に浸るために

この美しい湖を一人占めできるホテルがあった。 
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 10年以上前だから、今でもその時のままなのかは保証できない。でも私が行った時は、日本にもこんなホテルがあるんだ、と思った。それはチミケップホテル。
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 チミケップ湖の周りには、このホテル以外、何もない。近くにはゴルフ場も、テニスコートもスキー場もない。もちろん土産物屋や食堂の並ぶ街もない。ただ鬱蒼とした原生林があるだけ。d0147727_19533630.jpg
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 d0147727_20152294.jpg 女4人、空港からタクシーでホテルに着いたら、従業員は不思議な顔をした。このホテルに滞在する他のお客さんは、皆、車で来て、昼はどこかに観光に行くのだという。昼ごはんもホテル以外に食べる場所はないからと、特別に作ってくれることになった。貸切状態のホテルで、ボートで湖を一周し、サイクリングで鹿に遭遇、その後は一人で原生林のけもの道を歩き、気がついたら湖を一周していた。(友人達や従業員は熊にでも遭ったのではないか、となかなか帰って来ない私を心配したらしい。)そして夕暮れの湖を描いていた友人に、油絵の描き方を習って、人生初の油絵に挑戦した。

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 2度目に滞在した時は、レンタカーを借りてサロマ湖にも足を伸ばした。
 
 猛暑の報道ばかり見ていたら、なぜかこのホテルを思い出した。あの頃のままであるのなら、何もせずにただ湖を眺めるために、行ってみたい。
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by mobiliantichi | 2010-07-21 20:00 | 国内旅行  

日本唯一の飛び地で、よみの外れた1日を

 突然、夏が到来した連休の1日。前々から一度やってみたいと思っていた北山の観光筏下りに行く。これは夏の週末の完全予約制で、人気のあるものなので、数ヶ月前に予約しておいた。当日、集合時間に遅れないように、余裕をたっぷり取って、熊野の家を出発。
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 d0147727_2101594.jpgd0147727_21031100.jpg 海、滝、田んぼにダムを横目に、はじめての山道を対向車が来ないことを祈りながら、ひたすら走る。
 道の駅「おくとろ」に到着したのは集合時間の2時間近く前。温泉もある道の駅という割には、何もない場所。10分で道の駅のお店のひやかしは終わり、残りの時間をどうしよう。あの山道をドライブする気分にはなれないし、食堂の開店までには、まだ30分くらい時間がある。 d0147727_2124750.jpgd0147727_213166.jpg
 川の周りをとにかく散策。それもあっという間に終わる。お腹はまだすいていないけれど、時間つぶしにとにかく食堂に入る。
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そして、一番時間がかかりそうな「地鶏の瓦焼き定食」を注文。しっかり1時間かけて食べる。
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そしてまだ余った時間は、かっぱの像を探して過ごす。
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 筏下りは、かなり濡れるし、荷物を置く場所はない、というので、カメラは持たずに迎えのバスに乗り込む。1時間強の筏下りは、時々水しぶきのかかる急流を行くが、大半は冷たい川の水に足を浸しながら、静かにのんびり景色を見ながらの川下り。デジカメを持ったお客さんもちらほら。カメラ、持ってくればよかった。結局この日のベストショットはこれかな。今この地域ではねむの木が満開です。
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by mobiliantichi | 2010-07-20 21:46 | 熊野自慢  

これもコラボ?

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 蝶番が壊れていたあのice box、革で修復。たまには地味にこんな修復も。
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 もちろん中には、八十八夜、に摘んだ大事なお茶を入れてます。

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by mobiliantichi | 2010-07-16 21:51 | アンティーク