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御殿

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 門を入ってからここまでたどり着くのに、かなりの坂を登る。今では周りはマンションだらけだけど、きっとできた当初は、お山のてっぺんから、下々の住む下界を見下ろせたのだろう。
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 建物には色々な動物がいる。d0147727_21433139.jpgd0147727_21434440.jpg
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 ステンドグラスにはもちろん鳩が。d0147727_21441196.jpgd0147727_2144372.jpg
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 もちろんここは「はと○○御殿」
 こんなお家で育った方は、やっぱりちょっと違うんじゃないか、と思ってしまう。まあ霞が関には、御殿育ちの方は他にも沢山いらっしゃいますが。

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by mobiliantichi | 2009-08-31 21:59 | 国内旅行  

世界遺産の上を歩く

 2年前の10月に仕事がらみの旅で、後輩2人とヴェネチアでレンタカーを借りて、スロベニアに向かった。日本でスロベニアの交通網を調べても、グーグルマップぐらいしか見つけられず、イタリアから鉄道がつながっているのか、バスがあるのかもわからなかったので、車で行く事にしたのだ。本来なら高速道路で1本なのに、イタリア人のお勧めの場所だからと、しぶる後輩を無理やり寄り道させて、アクイレアという小さな街の教会につれて行った。
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 この教会、実は床一面のモザイクで世界遺産に認定されている。そして、そのモザイクの上に透明な床があって、その上を歩くことができるのだ。地元では学校の社会科見学に行く場所らしく、その日も男子高校生と幼稚園生のグループの他には観光客らしき人は皆無で、私達は子供たちに宇宙人を見るような目で見つめられた。
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 まじめな後輩は、家族に見せるため解説付きのビデオ撮影をしていたが、「これは世界遺産です。仕事にきたのに、こんなことをしているなんて」だと。すみませんね。
視野狭窄ぎみのH君、人生には時には寄り道も必要なんだよ。(まあ私も最近悟った事だけれど。)

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by mobiliantichi | 2009-08-30 20:23 | 海外旅行  

投票しに東京へ

 一応まだ東京の区民だから、やってきました。投票に。
 東京はとっても暑くて、びっくり。朝、熊野を出た時の気温は、20度だったというのに。
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 靖国神社の売店には、相変わらずこんなお菓子が並んでいる。
 買っていく人を、見たことはないけれど。
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 さすがに去年の暮れに見かけたこのお饅頭は、もうないようだった。

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by mobiliantichi | 2009-08-29 14:55 | 食べ物  

矢ノ川峠

 母の育った尾鷲。今でこそ熊野から特急列車で30分の隣街だが、50年前に紀勢本線が開通するまでは、2時間半かかって、嶮しい矢ノ川峠をバスが走っていた。熊野や新宮の人間は、お伊勢参りをしようと思うと、このバスに乗り、尾鷲の旅館で一泊してから、列車を乗り継いで伊勢に向かったそうだ。
 母が子供の頃住んでいた家の近くに、広島屋という立派な旅館があった。数年前老朽化したその旅館は取り壊され、駐車場に変わった。しかし、その旅館の分館だった小さな旅館は、駅の近くに今も残っている。
 その旅館に住む、母の従妹を訪ねた。
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 熊野古道を散策に訪れた旅行者が、この旅館の前で写真を撮るという。すっかり近代化された尾鷲の街には、確かに古道を連想させる建物はほとんどない。d0147727_20583718.jpgd0147727_20585940.jpg
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 この急な階段、曲った廊下の段差、鏡、モザイクタイルの洗面台、etc。いちいち感激して写真に収めたくなるのは、私だけではないはず。d0147727_2102663.jpgd0147727_210462.jpg
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 矢ノ川峠(やのことうげ、と読む)はとてつもない道だったらしい。峠の頂上には茶屋があり、バスはそこで休憩した。すれ違いもままならない未舗装の山道。それが熊野と尾鷲を結ぶ唯一の陸路だった。祖母は尾鷲に住む母のため、バスの車掌さんに、よく荷物を頼んだらしい。紀勢本線全線開通50周年記念行事の一方で、峠のバスが廃止されて50年。当時を懐かしむ人たちが本を出版したり、展示を行っている。
 今では通行止めの場所もあるこの道を、車で走ろうとする人もいるらしい。自分で運転するつもりは全くないが、懐かしく峠の話をする母を見ていると、ちょっと見てみたい、そんな気がした。
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by mobiliantichi | 2009-08-28 21:39 | 熊野自慢  

古い記憶

 私は学校があまり好きではなかった。友人は少なく、休んでも誰も気がつかないような、おとなしくて目立たない生徒だった。小学校卒業の時、みんなでサイン帳の書きあいっこをした。私のサイン帳にクラスメートは「いじめてごめんね」と書いた。私は、自分がいじめられていることにも気がつかない、自分の世界に閉じこもった脳天気な生徒だった。
 小学校6年間のきらきら輝く記憶、それはほとんどここ、熊野でつくられた。それが私が今ここにいる本当の理由だと思う。私はこの熊野に恩返しをしなければいけない。もう少し早くその事に気がついていたら、祖母が生きている間に熊野に戻ってきたのだが。
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 1学期の終業式が終わると、とにかくすぐに熊野に行く。それは寝台車だったり、ひかり号だったり、時にはフェリーや自家用車だった。たいていは母と2人で、熊野市駅に降り立った。駅からハイヤー(祖母はタクシーの事をそう呼んだ)に乗り、「西村医院」と言うとここに着いた。車を降りると私は駆け出す。この階段を駆け上って、おじいちゃんのいる怖い病院の横をすり抜けて。
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 立派な玄関には用はない。石畳を滑らないように走り、勝手口に向かう。「おばーーちゃーーん!」土間にある台所では、祖母や大叔母がご馳走を作って、私が到着するのを待っていてくれた。土間から板の間に上がる階段は、子供の足では段差が高すぎて、興奮状態の私は、何回もつまずいておでこを強打した。私の石頭は、この時に作られたのかもしれない。
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 世界で1番、祖母が好きだった。母が東京に帰った後も、私は2学期の始業式の前日まで、熊野で過ごした。だから帰りはよく一人で列車を乗り継いで、東京に帰った。
 2学期が始まるとクラスメートは「○○ちゃんの軽井沢の別荘にお呼ばれして、サイクリングをして、▽▽ちゃんと会って」なんて言う話をするのだけれど、別にうらやましく思うこともなかった。私には別荘はなくても、田舎があったから。そしてそこには大好きな人がいたのだから。d0147727_19465366.jpg
 
 誰もいなくなった母屋。でも1つ、記憶と変わらないものがある。それは香り。どんなにオンボロになっても、母屋を残しておいてほしいのは、その古い記憶の香りを、いつまでも嗅いでいたいからかもしれない。

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by mobiliantichi | 2009-08-27 20:36 | 古民家修復  

今年の花火

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 今年の夏はとっても短かった。
 ずーと雨ばかりで、晴れの日が続くようになったら、すぐに秋になった。
 短い夏の夜。熊野大花火の前日に行われる、わが地区の小さな花火に行った。
 花火の音にあわてて外に出る。裏山が美しい。
 家から見える隣の地区の花火を見ながら、浜に向かう。
 浜の風がとても気持ちがいい。
 去年は直前に雨が降ったね、なんて家族と話ながら、花火が始まるのを待った。
 初盆の灯篭焼きに続いて、短い花火が上がった。

 翌日は熊野に1年で1日だけ人が溢れる日。
 花火が始まる前に人を見に行く。今年も3隻の豪華客船が見物に来ていた。
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 今年は熊野大花火にはデジカメは持って行かなかった。
 子供の頃の思い出に浸りながら、新しい夏の思い出を心に残したかったから。
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by mobiliantichi | 2009-08-26 21:07 | 花と動物  

緞帳

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 やっと最後の窓にカーテンが付いた。
 フランスのキルトのカーテンは、母には「緞帳みたい」と言われた。
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 何しろある物でやる、という修復なので、カーテンクリップはサイズはバラバラ。
 元の窓ガラスのレールを代用したカーテンレールは、ちょうどいい長さの物はないし、切る道具もなくて、合わせてちょっと足りない2本を使ったので隙間ができている。
 しばらく押入れに仕舞っていた間にできた皺は、吊るしておけば自然にとれるだろうか。
 カーテンを上に束ねて挙げるための細工は、これから考えないと。
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 でもなんといってもサイズがぴったりだから。
 まあ本来なら縦に使うカーテンを横にしたのだけど。
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 相変わらず、自己流のいい加減なゆるい修復でごまかしている毎日。
 もちろん私の血液型はA型ではなくて、B型である。
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by mobiliantichi | 2009-08-25 20:44 | 古民家修復  

秋の珍客

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 あっという間に、秋の空に秋の風。
 わが愛車の、1年無事故記念の乗客は、
 突然車に乗り込んだ。
 助手席の少しだけ開けた窓から。
 後部座席で突然のがさごそ、、、、。
 かなりびっくり。
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 後ろの窓を全開にして、飛び立つのを期待しながら、
 運転したけれど、居座ってしまって。

 結局、駐車場についてから、後ろを開けたら、、、、。
 あっという間に、秋の来客は秋の空に飛び立った。

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by mobiliantichi | 2009-08-24 21:29 | 花と動物  

インターフォン

 やっと付いた我が家のインターフォン(?)
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 とっても音が大きいので、ちょっとご近所の評判が気になる。
 しばらくは家にいて、荷物が届く予定の時だけ、つるしておくことにしよう。
 「これを鳴らして下さい」と札をさげておいた方がいいかな。

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by mobiliantichi | 2009-08-23 22:46 | 古民家修復  

裏から見ると

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 裏から見ると、そのぼろぼろ具合がよくわかる。修復の最初は屋根。瓦を下して、天井裏があらわになると、そこはぼろぼろの状態。亀さんはまさかこのは残さないと思ったようだが、やっぱりここは家の正面。またまた無理を言って、温存してもらった。ペンキを塗れば、なんとか表は見れる状態に。
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 こちらもこの家のチャームポイント。部屋の天井の四隅の空気穴。裏から見ると、汚れた網が乗っている。何十年分の埃の跡は、ちゃんと空気穴として働いていた証拠。

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 実はきちんと屋根ができた今でも、屋根裏に登る秘密の通路がある。一人で登るのは怖いので、どなたか天井裏見学ツアーに同行してくれませんか?ただし、天井が抜けると厄介なので、体重制限は設けさせてもらいますが。
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by mobiliantichi | 2009-08-20 20:46 | 古民家修復