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熊野自慢 その22 「佐藤春夫」

 紀伊半島の先っぽにある2つの建物。
 どちらも佐藤春夫が暮らした家。
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 申し訳ないのだが、私はほとんど小説は読まないので、佐藤春夫について何も知らない。
 どうも1892年に新宮で生まれた詩人、小説家らしい。
 新宮の観光案内には必ず名前が出ている。

それぞれの建物を見てみよう
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by mobiliantichi | 2009-05-31 11:31 | 熊野自慢  

acciuge

地元の魚を扱うスーパーで見かけると、どうしても素通りできない食材。
片口鰯 acciuge
東京でイタリア料理を習っている時、この片口鰯と牛レバーは食材探しで苦労した。
真鰯ではだめ、と言われて、友人と2人でそれぞれ、魚屋やスーパーやデパートを探しまわった。
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 オーブン焼き、オイルサーディン、マリネにはすでに挑戦したので、今回は塩漬けにトライ。
 tomo-ingpさんに聞いたところ、とにかく空気が入らないようにつめて、2週間ほっとくという。
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 新鮮な鰯は、頭と内臓を取ると、浮き袋も一緒に取れてくる。
 魚の浮き袋って、ちゃんと透明のぷくぷくした袋で、なんだか可愛くて、びっくり。d0147727_654253.jpgd0147727_6541486.jpg
 びっしり並べて塩して、また並べて。この作業、結構好きかも。d0147727_6553021.jpgd0147727_6554255.jpg
 翌日には水が上がって来たので、あわててtomo-ingpさんに水は捨てていいのかメール。
 返事が来るまで、一応、ペーパータオルを敷いて、重石をのせておく。d0147727_658330.jpgd0147727_6581476.jpg
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 10日目に待ち切れず味見を開始。しめしめアンチョビになってるみたい。
 tomo-ingpさんのお勧めの食べ方は、トマトと一緒にぐちゃぐちゃにして、ということだったので、早速やってみる。丁度手に入れたbufala(水牛)のモッツァレラも投入してぐちゃぐちゃ潰す。この作業も結構好きかも。
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 1年分位の量のacciugeの材料費は、、、。2パックの鰯とお塩のみ。(一応お塩は海水から作られた天然塩)
 ちょっと皆さんにお裾わけしたい気分。希望者はご連絡ください。d0147727_72551.jpg

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by mobiliantichi | 2009-05-30 07:55 | 食べ物  

せいくらべ

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 今年2回目の筍のおすそわけはやはり亀さんから。今度は「はちく」という筍だという。
 調理前に一応、記念撮影。せいくらべ。
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 今回は亀さんの言うように、皮を剥いて、半分に切ってから湯がいてみた。かなりの時間短縮。d0147727_1943165.jpgd0147727_1943382.jpg
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 翌日までゆで汁の中で冷まして、きれいなお水に移す。d0147727_19445729.jpgd0147727_19451945.jpg
 前回は煮物にしたので、今回は筍ごはんに筍炒め。筍の料理はこのくらいしか思いつかない。
 まだ水につかった筍は冷蔵庫にある。どうしよう、、、、。
 お勧めレシピのある方は、どうぞ教えて下さい、、、、。

 東京よりも、絶対熊野の人達の方が、美味しい物を食べていると思う。
 とれたての旬のものを食べたら、わざわざ外国から運んで来る珍しいものなんて、たかが知れてる。
 デパ地下で、見た目は美味しそうな有名店のお総菜を買って帰っても、また同じものを買いたいと思うことはほとんどない。だからあんなに次から次に新商品、季節商品、限定商品が必要なんだろう。
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 熊野ではただ茹でた豆に、塩コショウ、オリーブオイルの、こんな手抜き晩御飯でも、また食べたいと思う。
 なぜならこのソラマメを作った人の顔を知っているから。このグリンピースをお裾分けしてくれた人、このトマトを仕入れてくれる人を知っているから。
 これこそが、贅沢で幸せな食卓だと思う。
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by mobiliantichi | 2009-05-28 20:16 | 食べ物  

廊下用の絨毯

 初めて買った古物の絨毯は、廊下用の細長いサイズだった。
 こげ茶の桐のフローリングに、濃紺に茶の絨毯。
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 この模様はどうしても仏像に見えるのだが、確かこの絨毯はアフガニスタンのもの。
 アラブのイスラム教の世界にもこんな人がいるのか?
 鳥はクジャクとフクロウと?

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 東京のマンションをリフォームした頃は、珪藻土に石の床、南仏よりも田舎のポルトガルやモロッコなどイメージに憧れていた。しかし、リフォームをお願いした業者は、カントリーっぽい物が得意なところだった。でもパインの床やテラコッタのタイルはどうしても嫌で、桐のフローリングを濃い色に塗った。床は絶対濃くて暗い色調が落ち着くと思っている。天井が低いし、狭く見えると言われたけれど、こういうところはどうしても譲れなかった。
 母によると、子供の頃から「イヤ!」だけははっきり言う子だったらしい。

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by mobiliantichi | 2009-05-27 21:44 | アンティーク  

熊野自慢 その22 「梶取埼灯台」

 梶取埼灯台。「かんとりさき」と読む。
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 熊野に来てから、すっかり灯台好きになった。すでに潮岬灯台樫野崎灯台に登った。
 今回はちょっと新しい灯台を紹介。
 梶取埼に近代的洋式灯台が作られたのは、明治32年。
 そして今の灯台は昭和38年に改築されたもの。
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 捕鯨で栄えた太地にある灯台らしく、風見鶏ならぬ風見鯨。
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 残念ながら灯台には登れないので、下から熊野灘でクジラを探す。
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 やはり、ホエールウオッチングはできなかったので、近くにあるクジラ供養碑で記念撮影。このあたりでは普通にクジラ肉を売っている。イルカも普通に食べたらしい。

 太地にあるクジラ博物館は、子供の頃からのお気に入りの場所。今度詳しく紹介しよう。実は古物好きにはたまらない、かなりレトロな博物館なのである。
 

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by mobiliantichi | 2009-05-26 21:24 | 熊野自慢  

激辛はお好き?

 東京の家の台所に飾ってある細長い絵。
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 東京の職場では、信じられない激辛好きの食事風景を目撃する機会が多かった。
 五目うま煮ラーメンに、ラー油を一面覆い尽くすようにかける2人の美女。
 親子丼に山盛りのネギ、さらにそのネギが見えなくなるくらい七味唐辛子を振りかける美女。
 なぜか、激辛好きは若い美女ばかりだった。
 大都会東京で、強く美しく生き抜くためには、激辛パワーが必要なのか。

 熊野の職員食堂では、七味唐辛子をうどんにかけている人すら、見かけたことはない。
 七味のビンが数日前から空になったままテーブルに置かれていても、だれも気がつかないほど。
 熊野には激辛パワーは必要ないようだ。

 では自分は?
 東京に行くと、よくタイ料理やインド料理を食べに行く。
 辛い料理を「辛い辛い」と言いながら食べるのは好き。
 でも辛味に強いわけではないので、激辛はとてもとても。
 せいぜい中辛どまり。美しさとは無縁。
 頭の毛穴から汗が噴き出る、なんて言いながら、辛味大根おろし蕎麦を食べる。
 それで精一杯。だから激辛談義はこのくらいで、話題を変えよう。

 実は、私の台所には、もう一つ同じ作家のペンギンの絵がある。
 ついでに紹介。
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by mobiliantichi | 2009-05-25 22:09 | 花と動物  

相も変わらず

 今回の骨董市で手に入れたのは、この4つ。
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 全くヘンテコな物ばかりと思われる方も多いだろう。
 でも実は相変わらずの選択なのだ。
 キーワードは「動物、青、琺瑯、白、そして台所用品」


それぞれを見てみよう。
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by mobiliantichi | 2009-05-21 22:00 | アンティーク  

色で選ぶと青になる

 洗面所にどうしても付けたかった。憧れのタオルウォーマー。
 ヨーロッパのホテルとかに行くと、バスルームによくあるやつ。
 新宿のタイルを売っていたショールームで見かけた。
 カタログを取り寄せたら、色も形も大きさも本当にたくさんあってうれしくなる。
 でも、私、沢山ありすぎると決められない。
 ショールームにも行って、担当者と話し合いをして、、、、、。

 結局 ちょっと明度の違う2種類の青を選んだ。
 背の高い方は、トイレの目隠しも兼ねている優れもの。(一応私のアイディア)
 担当者には、「くれぐれも暖房器具と思わないでほしい」と言われたけれど、
 この隙間風びゅんびゅんの部屋でも、この2つのおかげで寒くない。
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 本当は全館をこの暖房で、ガスでセントラルヒーティングにしたかったのだが、
 それにはかなりの工事と予算が必要と言われた。
 もし他の部屋に付けるなら、緑や黄色なんかも選べたのに、残念。d0147727_2028868.jpgd0147727_2028277.jpg
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 青で統一したトイレ 兼 脱衣室 兼 洗濯場。
 唯一の効かせ色は、うがいのコップの黄色。
 センスレスの私は、こういう単純は色合わせから、なかなか脱却できない。
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by mobiliantichi | 2009-05-20 21:00 | 古民家修復  

熊野自慢 その21 「色川茶」

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d0147727_228032.jpg 毎年、田舎から送られてきた番茶は、東京で普通に売られているほうじ茶とは全然違うお茶で、大好きだった。色川では家の周りにはお茶の木があって、それぞれの家が家族で飲むお茶を作った。
 数年前から放置されていたお茶の木を、今回摘ませて貰った。生まれて初めての茶摘みは、叔母の指導のもとで行った。茶摘みは女性の仕事だったようで、叔母は子供の頃から毎年やっていたという。
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 手でちぎれる柔らかいところだけを摘む。結構楽しい。摘んだ後は、せいろで蒸して、むしろに広げて揉むという。近くで実際に作業をしている家族がいた。
 私の摘んだお茶はほんの少しだったけれど、叔母は持ち帰って、お茶にしてくれるという。
 せっかちな私は、それまで待っていられないので、大きな缶に入った年代物のお茶を持ち帰った。家族が減った田舎では毎年お茶が残っていたらしい。ほうろくを探してきて、試しに炒ってみる。うーんお茶の香りはしない。やっぱりお茶は、新しい方がいいようだ。
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 色川茶はこの地方では、有名らしい。父はよく、焼いたお餅に塩をふったお茶漬けを食べていた。子供の頃は、ちょっと物足りなく感じたが、今では私も、なかなかいいと思っている。
 お茶は毎年きちんと茶摘みをしないと、白くなって、枯れていくという。雑草に蔓延られて、白い枝の多くなっていた田舎のお茶の木。来年はもっとちゃんと時間を取って、お茶を作ってみたいと思った。
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by mobiliantichi | 2009-05-19 22:42 | 熊野自慢  

校章

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 40年前に、とっても優しいお顔の校長さまから貰ったバッチ。
 それから12年間、制服の胸ポケットにはいつもこのバッチがあった。
 制服も制帽もランドセルも学生鞄も、何も残っていないけれど、このバッチがあれば充分。
 
 とても小さい温室で育った私達。
 初めて外界に出て不安いっぱいだった時も、
 要領よく生きるすべを身に付けてからも、
 このバッチはお守り。
 
 同窓会には出た事はないし、数十年、母校に行った事もない。
 もし子供がいたとしても、母校に入れようとは思わない。
 12年間一緒だった120名で、今も連絡を取っているのは一人だけ。
 その一人だって、2年に一回会うくらい。

 そんな私でも校章に書かれた校訓は忘れない。
 
 Simple dans ma vertu. Forte dans mon devoir. 
 
 
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by mobiliantichi | 2009-05-17 11:46 | つぶやき