<   2008年 12月 ( 27 )   > この月の画像一覧

 

あっという間の

 今年の初日の出。あっという間の1年だった。
 このブログも1周年。なんとか続ける事ができた。
d0147727_1735455.jpg
d0147727_1741039.jpg

d0147727_1744144.jpg 
 もう少しがんばってみよう。
 1年前のこの家。
 このブログの主人公。
 まだまだこの修復記録は終わっていないから。
d0147727_176093.jpg
 この1年、書き手の私には、本当にいろいろな変化があった。
 仕事を辞めて、引っ越して、車を持って、
 新しい職場を見つけて。
 
 家の裏に走る線路のように、
 なんだか前もって決められていたかのように。
 そういう人生なのかも知れない。
 行く先はトンネル?
 
d0147727_1764893.jpg

d0147727_1773180.jpg 今日のブログの主人公。

 お正月を迎える準備もなんとか間に合った。
 自分の記録のために始めたこのブログ、
 お付き合いいただいた皆様、
 1年間、ありがとうございます。
 あと1年位は続けるつもりなので、
 新しい年もよろしくお願いします。

[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-31 17:40 | 古民家修復  

熊野自慢 番外編  「日本一の川」

d0147727_19493318.jpg
 この川は日本一。
 最近新聞にも取り上げられた、和歌山県那智勝浦町の下里にある2級河川のぶつぶつ川。
 左の写真の上から下まで。源泉は写真の下の部分。
 
 
 そう、日本一短い川。
 ぶくぶくと湧く泉から始まり、すぐ近くの川に合流するところまで、13.5m。

d0147727_19495694.jpg
d0147727_19502840.jpg

 この川がそそぐ砂浜は、かつては本当に綺麗な海水浴場だったそうだ。
 今は砂浜はやせ、草が生えている。
 海水浴のあと、今よりもっとぶつぶつ湧いていた泉で、べたべたした体を洗って家に帰った、
 そんな昔話を聞いた。

d0147727_19515977.jpg


[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-30 20:19 | 熊野自慢  

12月25日

 突然の企画だった。来年からは東京の家は、たまにしか使わなくなるから、食器やらお鍋やらお米やらはすでに熊野に送るために段ボールに詰め込んでしまっていた。 それに椅子も足りない。テーブルだって、折りたたみの丸テーブル。
 そんな我が家で突然のクリスマス当日のparty。ただ単にレストランを今更予約するのは、無理だろう、ということで決まった。d0147727_15163293.jpgd0147727_15165646.jpg
d0147727_1519503.jpg

まずは大掃除から。そして、d0147727_15171385.jpg
d0147727_15182110.jpg

とにかくせめてクリスマスの演出をと、ため込んだ松ぼっくりを並べた。食べ物は頂き物ばかり。作ったのはサラダくらい。友人に温かな料理を頼む。d0147727_15184614.jpg
d0147727_15185830.jpg

せっかくの飾り、翌日にすぐ片付ける気分にはならず、写真撮影。
d0147727_15215637.jpg
d0147727_15212173.jpg


d0147727_1535146.jpg
d0147727_15222961.jpg


d0147727_15204221.jpg
d0147727_15221097.jpg

本当はローストチキンを作りたかったのだが、その時間すらなくて、頂き物のスモークダッグがクリスマスらしさを演出。お客さまの持ってきてくれたパンもちゃんとリースの形。そういえば玄関のリースは去年のクリスマスにいただいたものだった、、、、。
d0147727_15225731.jpg
d0147727_15231755.jpg

ドタバタしたpartyだったが、それなりに皆さん楽しんでくれたようだ。d0147727_15233514.jpg
d0147727_15234923.jpg

Boas Festas!
d0147727_1554293.jpg

[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-29 16:01 | 食べ物  

くるみ割り人形

d0147727_153755.jpg

 アトランタオリンピックの前の年のクリスマス、アトランタに留学している友人夫婦の家に遊びに行った。「クリスマスといえば、くるみ割り人形でしょ」と友人に誘われ、ミュージカルを見に行った。実は私、エンターテイメント系がすべて苦手。何とか文化人に近づこうと、パリでオペラ、ロンドンでミュージカルも試してみたのだが、記憶に残らない。
 語学の能力の問題か、というとそれだけでもないようで、先日は突然、宝塚を見に行くことになった。これだけは絶対無理と避けていたのだが、食わず嫌いはいけない、と言われ初挑戦。
 うーーーん。みんなおんなじ顔に見えた。

 そんな性格なので、アトランタで観たくるみ割り人形も、残念ながら覚えていない。
 この旅はなぜか写真が1枚もないのだが、記憶に刻まれた場面といえば、、、、。
 友人のご主人の運転で、巨大なアメ車で訪れたニューオリンズ。
 フランスやアフリカの雰囲気の混ざった独特のその街で迎えたクリスマス。 
 道端にもJAZZが流れ、有名なJAZZクラブにも並んだ。
 恐ろしげなブードゥー教の博物館も行ったっけ。

 でもやはり、本当に思い出すのは、なぜか食べ物のことばかり。
 チコリコーヒーと四角いドーナツのようなベニエ。
 ワニやらザリガニのスパイシーな料理やガンボ。
 焚き火で溶かしたマシュマロ。

くるみ割り人形の絵の描かれたガラスのオーナメントは日本の物。靖国の骨董市で見つけた。来年のクリスマスにはきちんとツリーを飾って、クリスマスを祝いたい。
[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-28 16:12 | アンティーク  

 大西洋の孤島のクリスマス

ポルトガルの旅は2003年のクリスマス。リスボン、ファーロと大西洋に浮かぶアゾーレス諸島を巡った。古い時代に寂れてしまった、かつては栄華を誇った国で、最も記憶に残ったのは西の果て、アゾーレス諸島だった。
d0147727_22594974.jpg

 雨のクリスマスイブ、アゾーレスで3番目に大きいテルセイラ島に降り立った。宿について、まずタクシーを頼み、市内を回る。運転手のSerafimさんは優しい人だった。
d0147727_230398.jpg

 「Angra do Heroismo」 は大地震で一度壊滅的になったが、島民の力で復興し、世界遺産となった美しい街。
 その街を見下ろす小高い丘にたった時、「大地震で親戚はばらばらになった。家や職をなくした人はアメリカに出稼ぎに行って、帰ってこない。クリスマスだというのに」彼は寂しそうに語った。
 「イブの午後から翌日まで、ほとんどのお店は閉まって、タクシーも休みだから」と、帰りにスーパーでクリスマス伝統の料理やお菓子を探してくれた。翌日のクリスマスも雨の予報。途方にくれた旅人をかわいそうに思った彼は、「朝のミサの後なら、島を一周してもいい」という。お言葉に甘えて、翌日、雨のクリスマスのテルセイラ島を1周した。そこは敬虔なカソリック教徒の住む島。小さな島に数え切れないほどの教会があり、教会の横には小さな聖堂があった。 d0147727_2301878.jpg
d0147727_2303362.jpg


 そして、Serafimさんは一軒の民家に車を留めた。そこは彼の家。彼は私達を下ろすと母親を向かえにいった。なんと彼は、家族のクリスマスの食卓に、見ず知らずの日本人を招いてくれたのだ。奥様とその両親、お嬢さんと息子さん、それに叔母さん。ガイドブックに出ているポルトガル語で何とか会話を試みる。
 伝統的なクリスマス料理の鳥のスープは濃厚で、少しお米が入っているようだった。
そしてメインの七面鳥のローストのなんと美味しいことか。パサパサしたターキーとはまったくものが違った。お腹がはちきれそうなくらいいただいた。
 さらに、宿に帰っても食べ物にありつけそうにない私達のために、タッパにお土産まで詰めてくれた。

 島に降り立った時には、冷たい雨にすべての店が閉まっていて、本当なら寂しく、暗いクリスマスを過ごすことになっていたはず。たった一人の優しい人間と雨のおかげで、最高にあったかい忘れられないクリスマスになった。
[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-24 23:37 | 海外旅行  

実は穴倉好き

d0147727_8255084.jpg
 歳を取ってくると、どんどん体温が下がってくるような気がする。温暖化の影響か、12月とは思えない暖かい日が続く東京の師走でも、体が凍りそうな夜がある。
 そんな日はお風呂にゆっくりつかる。熊野のお風呂とは違って、東京の我が家のお風呂は、穴倉のイメージ。深い湯船は古いマンションだからこそ。タイルにはこだわった。タイル屋さんにモザイクタイルをオーダー。青のグラデーションで90%は濃い青。残りの10%は中間の青でランダムに配置した。d0147727_8285939.jpg

d0147727_82718.jpg
 トイレも実は穴倉のイメージ。グレーの珪藻土の壁に洗面台を埋め込んだ。
この穴倉にはハリネズミとモグラを設置。 このハリネズミ君は、リフォーム業者泣かせの厄介ものだったらしい。水回りのリフォームが終わって点検をしたら、どこかから水が流れていることが判明して、床を上げて配管をチェック。ところがどこにも漏れはない。実はハリネズミ君の締りが悪くて、ぽたぽたたれていただけだったそうだ。その一件のせいか、彼はお尻を向けると水が止まる。なかなか正面は向いてくれない。
d0147727_8273293.jpg
d0147727_828429.jpg


 閉所恐怖症ではないようで、こんな穴倉は結構落ち着いて、長居してしまったりする。
[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-23 08:58 | インテリア  

熊野自慢 その14  「補陀洛山寺」

 那智勝浦にある補陀洛山寺。ここも世界遺産。
d0147727_7492835.jpg
d0147727_7495758.jpg

d0147727_7502721.jpg


 この近くの海から、補陀洛浄土に向けて旅立つ補陀洛渡海。その時使われていた船が復元されている。生きたままこの狭い空間に閉じ込められて、(もちろん自分から入っていったのだろうけれど)わずかな食料だけを携えて帰ることのない旅にでる。そんな信仰心は全く理解できない。平安から江戸の間に19人もの僧侶がそんな旅に出たという。途中で逃げ出して、島にたどり着いた僧侶は結局は島人に殺されたという。d0147727_75341.jpg
d0147727_7532670.jpg


 寺の隣には熊野三所大神社がある。もちろんここも世界遺産。d0147727_7513283.jpg
d0147727_7515767.jpg

d0147727_7522032.jpg
d0147727_7524183.jpg


d0147727_7534794.jpg
 暗い話が付きまとう寺より、熊野詣の時に人々が立ち寄った皇子跡に立つ神社の方が、やっぱりほっとする。傍らにあるお地蔵様も和み系だし。

[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-22 08:40 | 熊野自慢  

動物コレクション その9: サンタ

 探してみると、我が家にもサンタはいるものだ。
特にクリスマスになって現れるわけではなく、無精者の私の家では、一年中飾られたまま。
d0147727_22124193.jpg
d0147727_22125816.jpg

 今のところ、一番のお気に入りはこいつ。
一昨年、仕事場で活躍した後に、家に持ち帰った。
それ以来、彼はお気に入りの錆びたトンカチの頭から、いっときも離れない。
d0147727_22103577.jpg
d0147727_22105551.jpg
d0147727_2211997.jpg
d0147727_22112366.jpg
d0147727_22113841.jpg
d0147727_2211504.jpg

 一応このトンカチはarezzoの骨董市で買った、古道具である。
サンタにすっかり主役の座を奪われてはいるが。
 
[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-21 22:25 | 花と動物  

Boku のグルメマップ 第3回 : contorno (付け合せ) 

d0147727_21153720.jpg

 人形町で一番有名な洋食屋と言ったら、芳味亭。一時期はテレビや雑誌によく登場していた雰囲気のある店だ。 最近のコメントを見ると評価はまあまあ。辛口のコメントもちらほら。そんなコメントを見ると、ちょっと寂しくなる。
 雑誌などでは「洋食弁当」が色々なものが詰まっていてお勧め、と書いてあるが、私は決して頼まない。私のお勧めは一皿の料理。
d0147727_21155788.jpg
 今回は一人、暖簾をくぐる。大人数では2階の座敷が雰囲気も楽しめて、お勧めだが、今回は入ってすぐに2つだけあるテーブル席にしよう。床の小石も、靴箱も変わっていない。
d0147727_21161146.jpg
d0147727_21162360.jpg

メニューを開いて、さて今日はタンシチューにするか、それともミニッツステーキか、でもランチにはちょっと重い。2人ならカニサラダは外せないのだが、一人であれを全部食べたら、他にはなにも入らないから、今回は我慢。d0147727_21163435.jpg
d0147727_21164597.jpg

 結局カニクリームコロッケと半ライスに決めた。
d0147727_21165620.jpg
 私がなぜ一皿の料理を勧めるかというと、実は芳味亭のお勧めは、他では味わえないきちんとした付け合わせだから。コロッケにはセロリのスープ煮とスパゲティーナポリタン。ポテトサラダや大根の酸味の強い付け合わせも絶品だ。付け合わせさえも、もう何年も全く変わらない。

 私が子供の頃は、スパゲティーと言ったら、ナポリタンかミートソース。私はミートソース派だった。それはナポリタンのスパゲティーに絡んだ玉ねぎの食感と味が許せなかったから。同じ理由で、マカロニサラダやポテトサラダの繊維に添って薄切りにされ、晒してしんなりした玉ねぎも苦手だった。だから芳味亭のデミグラスで合えただけの何も入っていない、このナポリタンはうれしい。ちょっと濃い目の味付けのここの洋食は、懐かしい昭和の味がする。
 
[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-20 22:01 | 食べ物  

青の器 その5 : カモメの器

 濃い青色とカモメに魅かれた。
 やっぱりこれはイギリスの港街かな。
d0147727_1929355.jpg

 どこの国でも、水辺にはカモメが似合う。スロベニアもシチリアでも。
d0147727_19452719.jpg
d0147727_19383447.jpg

 モロッコのエッサウェラでは大群で。d0147727_19531662.jpg
d0147727_19541371.jpg

 
 海が好き。青が好き。でもカモメはね、ちょっと獰猛だからなあ。でも絵になる鳥ではある。
d0147727_19301456.jpg

[PR]

by mobiliantichi | 2008-12-18 19:30 | アンティーク