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相変わらず、食費はただ

 今回の頂き物は、亀さんの友人が捕ってきたシジミ。まず2日間井戸水で砂を吐かせる。
シジミは真水と海水の混ざったところに住んでいるから、真水でいいのだという。
そして、ざるにあげて、ごしごし洗う。
 もちろんシジミ、と言ったら、お味噌汁しか浮かばない。赤だしはないので、自家製のお味噌で、大盛りのシジミのお味噌汁を食す。
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いくら待っても口を開けない、と思ったら、シジミに混ざった、石ころが4個。d0147727_164082.jpg
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 もう一品は、これも亀さんの友人が釣って、亀さんが一塩して半身をくれたシイラ。
よく洗って皮をはいで、お刺身にしなさい、と言われた。
シイラは確か猫マタギ、と言われて、昔は卵だけ食べて、身は捨てていたとか。
でも一塩したお刺身は、酢醤油で食べたら、とっても美味だった。
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 熊野で普段使いしている器は、昔の飛行機の機内食用に作られたというデッドストック。
平和島の骨董市で、ちょっとずつ、いろいろな形を購入した。
一人の簡単な食事には、このシンプルなお皿がちょうどいい。
 
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by mobiliantichi | 2008-08-31 16:31 | 食べ物  

家宝のお皿

 このお皿は、母が曾祖父 (母にとってはお祖父さん) から直接もらったもの。
2枚あるお皿の一枚は実家の母の元に、一枚は東京の私の家に飾ってある。
子供の頃、母はこのお皿に、ちらし寿司を盛るのが定番だった。
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 この夏、母と2人の叔母は、私に曾祖父の思い出を語ってくれた。
当時、田舎の唯一の病院だった「西村医院」では、毎朝家族と従業員が曾祖父を頂点にした「ハ」の字に並んで、朝礼があったらしい。もちろん子供達は一番下に並んだ。
 仕事が終わると、曾祖父は籠にお札を山のように入れて、母屋に戻ってくる。叔母は、そのお札の上の方が、風でひらひら飛ばされそうになっていたのを忘れられない、と言っていた。
 昔は健康保険がないわけで、医者にかかるのは、大変な出費だったのだろう。
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 蔵に残っているおかしなもの、派手派手しい陶磁器、使った形跡のない蒔絵の漆器。
 なんてセンスレスのものしかないんだろう、と思ったが、曾祖父は骨董屋が来ると、なんであっても、買い取ったそうだ。

 でもこの器は曾祖父のお気に入りだったようで、母に渡すのを躊躇したらしい。
だから、価値には関係なく、私はこのお皿が家宝だと思っている。

 熊野に住むことになったら、気をつけて、東京から運んでこよう。
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by mobiliantichi | 2008-08-30 16:55 | アンティーク  

Grandissimo

 私が今まで使ったアンティーク家具の中で、最大級なのはこれに間違いない。
椅子よりも、テレビよりもずーっと大きい。
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 これは私が雨漏りのおかげで泊まれた、フィレンツェのホテルの部屋にあった。
ホテルのおにいさんが説明してくれなかったら、とっても困ったことになっただろう。
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 大きな家具に不似合いな取っ手を回すと、、、。
建付けの悪い扉が、斜めに傾きながら、ギーと開いた。


    びっくり!!
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by mobiliantichi | 2008-08-29 20:17 | 海外旅行  

倒壊寸前の蔵

 紀勢本線「スーパービュー南紀」に乗ると。熊野市と新宮の間で、我が家の蔵が見える。
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 電車から見たくらいでは気がつかない。でもこの蔵、倒壊寸前と言われている。
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 なまこ壁は戦時中は真っ黒に塗られていたらしい。母屋の庭に面した部分にだけは、今でも黒が残っている。屋根には瓦の隙間から木や草が生えてしまっている。
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 土がむき出したところもあって、傾いてもいる。
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 蔵の梁はかなり太くて、そこには棟札があった。蔵は病院や母屋の後に建ったので、この棟札から、だいたいの病院の建てられた年を推測することができた。
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 この蔵、中身はすかすか。どうも蔵荒らし?に入られたらしい。祖母が一人で暮らしていた頃、怪しげな骨董屋が菓子折り持って、、、、。掛け軸の箱などは空っぽのまま放置されている。
 わずかに残ったのはこんなもの。
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 今回改めて写真を見て、右の写真の左端の棚の上に乗っているものが、気になっている。なんだか、4つ足歩行を始めたばかりのネアンデルタール人のミイラみたい。暗い蔵で写真を撮っている時は気がつかなかった。もう一度、蔵に一人で入って、この像を調べる勇気はちょっとない。今度、誰かが遊びに来てくれる時まで、正体不明のまま、想像力はたくましくなりそうだ。
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by mobiliantichi | 2008-08-27 16:19 | 古民家修復  

卒業旅行

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 大学の卒業旅行で買った、とっても大きなマグカップ。3リットルは入るくらい。
ロイヤルコペンハーゲン本店の、地下のB級品売り場で購入した。
何かの200年記念の売れ残りだろう。
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 一緒に手に入れたこれは、その時は現行品。今は骨董市でみかける。
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 卒業旅行は我が家で、友人2名と合宿をして計画を立てた。当時の学生の個人旅行の聖書的ガイドブックに従った。情報は各国の大使館で、無料パンフレットを集め、ユーレイルパスとトーマスクックの時刻表を買った。まだソ連があった時代。最も早くヨーロッパに行く安いチケットは、絶対ハイジャックがないと言われていたアエロフロートだった。

 アエロフロートではガイドブックの教えに従って、機内食ででてきたスプーンやフォークを持ち帰ろうとして、ひげの生えた巨大なスチュワーデスに睨まれて、あわてて返却。
 その機内食がすごい。薄い黒パン2枚、薄いサラミ1枚、しなびたチーズ、胡瓜が丸のまま1本。ジュースを頼むと、しょっぱかった。
 機内放送が「ただいまシベリア上空」、とアナウンスしたときは、泥棒未遂でここで下ろされたら、と三人で震えた。
 モスクワと東ドイツのベルリンを経由して、マドリッドに無事着陸した時には、乗客全員が拍手をした。

 マドリッド、バルセロナからなぜかフランスは素通りして、スイスへ。それからローマ、フィレンツェ、ベネチア、ウイーン。ロマンチック街道を通って、ドイツではミュンヘンとケルンに滞在。オランダからデンマーク、スウェーデン。そこで友人と別れて、ロンドンに渡った。

 スイスでは一人スキーに行った友人が遭難しかけたり、オランダからデンマークに向かう夜行列車では、怪しげなたばこを勧められたり。塔を見ると上りたがる友人に、最初のうちこそ付き合っていたが、ヨーロッパには塔が多すぎて、そのうち下で待っている事にしたこと。

 あれから20年以上が過ぎた。言葉もできないのに、未だに無謀な個人旅行を企てるのは、あの時の気持ちが忘れられないから、かもしれない。

 この大きなマグカップには、思い出が沢山詰まっている。
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by mobiliantichi | 2008-08-26 18:59 | 海外旅行  

ちょっと根に持っていること

 居間のロイドルームチェアーに合わせるテーブルを見つけたのは、
目黒通りのアンティークショップ。その時、師匠はちょっと気になることを呟いていた。

 「珍しくて、いいテーブルだけど、高さがちょっと。まあ脚を切ってしまえばいいけれど」
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 でもまさか本当に脚を切ってしまうなんて、思っていなかった。
 東京から、たくさんの家具を熊野に運んできた師匠は、家具をそれぞれの位置に置くと、
しばらくして、「のこぎりありますか?」と私に聞いた。
私は伸びすぎて、雨樋に届きそうな百日紅の枝を切ってくれるんだと思って、
のこぎりを渡した。その結果、、、、、。
 今でもちょっと根に持っている。
 ホントに切る前に持ち主に相談してくれても、よかったんじゃない?
 師匠は師匠なりに、椅子とテーブルの高さのバランスについて、
専門的な考えがあるのはわかるけれど、、。
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 師匠のお弟子さんにそのことを愚痴ると、
「あーまたやっちゃいましたか。継ぎ直すこともできますけど」

 どうも師匠の思い込みの先走りは、よくあることらしい。

 そこまでのこだわりもない私は、脚の切れ端はきちんとしまって、テーブルは普通に
使っている。
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by mobiliantichi | 2008-08-25 19:45 | 古民家修復  

初ドライブ

 初のドライブは、那智大社まで。山道だ。
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 大社では交通安全の祈願をお願いした。神主さんと巫女さんも現れて、お祓いをしてくれた。そして、お神酒まで。さらに交通安全のお守りにステッカー、お菓子までついたお土産をいただく。山の上まで、ドライブして、さらにかなりの階段を上った甲斐があった。
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大社の隣にお寺がある。次いでにお寺に行ったら、そこでも交通安全の祈願があるみたい。ちょっとデザインのちがうお守りと、ステッカーも売っていた。さすが日本。なんでもあり。
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帰りの階段で、こんな格好の人たち。観光客が貸衣裳をきて、熊野古道めぐりをしているらしい。
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なんとか無事に初ドライブが終了。ここまで、バックで入れるのが、一番大変だったかも。明日からは車通勤だ。
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by mobiliantichi | 2008-08-24 22:25 | 熊野自慢  

ちょこちょこ前進

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 だいたいの修復は終わった熊野の家。今はちょこちょこと手を入れて、手直しをしている。今回取り付けたのはこれ。中目黒の和物の家具の店で、見つけた。洗面台のコップ置き。
洗面台周りの白い雑貨には弱い。フックやら、棚やら、石鹸置きやらついつい買ってしまう。

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 雑貨屋で買った黄色のコップが映える。
 満足満足。
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 色違いで買った緑のコップは廊下の洗面台の横に。
 台となっているのは、雨樋を取り付けるもの。
 安い雑貨のコップもなんだかおしゃれに見える。

 こんな感じで少しずつ変化する家が楽しい。

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by mobiliantichi | 2008-08-23 17:45 | 古民家修復  

ついに私も

 今日は日がいいらしい。そして、いいことは午前中に済ますのが基本らしい。
 日本の古い風習に詳しい、亀さんの助言で、今日の午前中に決まった納車。

 ついに私もマイカーのオーナー。免許を取得したのははるか昔。
 でも東京に住んでいるかぎり、車なんて、ただの金食い虫。
 どこに行くにも地下鉄を使えばずっと簡単。そう思っていた。
 だから免許ももちろんゴールド。
 
 だいたい乗り物の運転はすべて苦手。
 小型船舶免許を取った時は、ただ一人、補修を言い渡されたし。
 (まあバックで一周してしまったから、しょうがないけれど)
 
 自転車も実はいま一つ自信がない。
 友人とサロマ湖でレンタサイクルをした時は、ちょっとした傾斜の道で、どうしても自転車に
 またがれず、やっと乗れても、人のいる方に突っ込んでいってばかり。
 記憶にあるかぎり、乗り物で得意だったのは、竹馬くらい。
 歩くスピードより早くなると腰が引ける。
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 熊野の自動車学校のペーパードライバー教習に通って、今日に備えたのだが、
 何しろ熊野は直線の道と、誰もいない駐車場ばかり。練習になったんだか、、、、。

 そんな私の一番のストレスがこれ。車を置いておく場所。
 そんなストレスを昨日亀さんが取り除いてくれた。
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 さあもうすぐです。準備は万端。
 明日には亀さんが一緒に那智山の青岸渡寺まで、交通安全のお札を取りに行くのに
 付き合ってくれるとか。
 私の運転で、まさか亀さんは山道を那智の滝まで乗っていってくれるというのでしょうか。

 さて、そんな今日は朝から大雨。今ちょっと小ぶりになってきました。
 天気予報では明日も雨。この週末はスリリングな日々となりそうです。
 特に亀さんには、、、。
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by mobiliantichi | 2008-08-23 07:44 | 古民家修復  

カフェオレボールの中には?

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 昨年11月に倉敷の骨董市に行った。
 その時手に入れたカフェオレボール。
 耳付きだ。

 なにが入っているかと言うと、、

このひげは、、、
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by mobiliantichi | 2008-08-21 21:05 | アンティーク