灯台巡り 城ケ島灯台
熊野に来てから、すっかり灯台好きになった。そして東京でも灯台を探す。
三浦半島の先っぽ、城ケ島に古い灯台があると聞いて、訪れた。
明治3年(1870年)に建てられた灯台は、関東大震災で一部が崩壊し、大正15年に修復をされている。外壁が小さな白いモザイクタイル。
前の小屋もまっ白になっている。残念ながら、この灯台は登ることはできないので、磯に降りてみることにした。
ここは磯の香りがする。熊野に来た友人が不思議がることに、海の匂いのがあった。熊野の家はすぐ海なのに、ちっとも海の匂いがしない。海のこの匂いは海藻の匂い?
ここに来てとっても不思議だったのは、人の多さ。なんでこの海、この景色にこんなに人が集まるのだろうか?私鉄とバスを乗り継いでいくような辺鄙な場所なのに、ただ東京から近いから?
灯台ファンの皆様。
城ケ島の灯台はちょっとおしゃれでいいですが、
熊野の灯台はちゃんと登れるし、180度以上の水平線を見ることができる。
そしてなにより、人がいない。
ぜひ熊野へもお越しください。
ほんとに最近では東京に行くたびに、この人間達はどこからあふれ出てくるんだろう、と思うのです。
by mobiliantichi | 2009-06-16 22:11 | 国内旅行