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雑司が谷 旧宣教師館

 今まで見に行った東京の古い洋館で、一番好きなのはここ。
 1907年にアメリカ人宣教師マッケーレブが建てた宣教師館。
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雑司が谷 旧宣教師館_d0147727_7491778.jpg 中でも好きなのはこの階段と廊下。ここにお布団を干して、ごろんと日向ぼっこしながら、猫と一緒にお昼寝。最高に気持ちよさそう。
 大金持ちが作った大きなお屋敷は、見るための物。住んで心地いいとは思えない。多分作った人も、見せびらかすことが一番の目的だったのではないか。まあ高貴な方なら、沢山の使用人がうろうろしていても、充分くつろげたのかも知れないけれど。
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 数年前に訪れたこの洋館を思い出したのは、昨日、教育テレビの日曜美術館でヴォーリズが紹介されているのを見たから。もちろんこの旧宣教師館はヴォーリズとは関係ないのだが、温かみのある建築という共通点があるように思った。今、日本に残っているヴォーリズの洋館はその100/1000。でも100も残っているなんて日本にしては上出来ではないか。
 地域の皆に愛されて、使い続けられているというその建物を巡る旅に出たくなった。

by mobiliantichi | 2009-06-01 08:37 | 国内旅行  

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