曇りの日曜日は
曇りだと満開の桜の写真を撮りに行く気分にならない。でもせっかくの休日に何しよう、と裏山を見ると、あるじゃない桜が。よし。今日はあの桜まで登るぞ、と首からデジカメをぶら下げ出発。畑、線路、田圃を渡り、我が家の古道を登る。見上げればそこに桜。
綱の張ってあるこっちの道は登ったことがあるが、桜とは方向が違う。でも石垣の連なる急な斜面には道はない。
そして辿り着いたのは、朽ちはてた門。元々は立派な庭園の門だったみたいだが、ここにあるのはあの緑色の水を湛えた貯水池。今、水はグレーだ。相変わらず回りは苔だらけ。
仕事を隠居できたら、やっぱりここはなんとか手を入れたい。前の木を少し切って、海が臨めるようにして、池の周りにはベンチを置いて、ちょっとした庭園を作ろう。
しばしそんな空想にひたる。
貯水池の先に、上に続く古道発見。どうしよう、登ってみようか。でもこっちは未体験ゾーン。とその時、がさごそっと何かが動く気配が、、、。鹿?猪?猿?それとも、、、まさか熊はいないよね、と言うことで、あっさり退却。
計画を変更して畑作り。野菜の苗と一緒にハーブの苗も売っているホームセンターを見つけたので、ハーブガーデンに着手。フェンネルもあったので買占めてきた。でも葉っぱの食べ方しか書かれていなかった。大きく育つのか?
上空では臆病者を馬鹿にするように、トンビが旋回中。結局本日の収穫は野蒜のみ。ネギ味噌ではない野蒜味噌を作ってみた。曇りの日曜日の過ごし方はこんな感じ。
by mobiliantichi | 2009-04-06 21:21 | 花と動物