FRPの梳き込まれたプラスチック

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 普通に写真に撮ると写らない。でもマクロにすると、地肌はこんな感じ。
  なんだか、和紙のように繊維が梳きこまれている。

 レアなカラーを沢山持っているコレクターの方から、譲っていただいたもの。
 この3色もなかなか無い色らしい。ちょっと抑えた色味が我が家に似合うと思った。
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 実はハーマンミラー社のサイドチェアー。
 イームズのデザインしたシェルチェアーはコレクターズアイテム。
 年代によりFRPとプラスチックの割合が違うそうで、古い物では光が透けるほどのものもあるとか。
 やっぱり和紙に似ている。
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 豊富なカラーバリエーション、脚の部分も色々なデザインがあり取り換えも可能。
 これは1955年に開発されたスタッキングタイプ。
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 縦にも横にも重ねることができる。横につなげば、手を繋いでいるみたいで微笑ましい。
 黄色と緑はこの廊下にぴったり。
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 ブルーは一つで、居間に置いて。
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 実はこのチェアーの元の持ち主は、先日まで一緒に働いていた仕事仲間。
 世代も性別も大学も家庭も全く異なる彼と、共通の話題は古物。
 と言っても10歳若い彼にとっての古物は、私の子供の頃に家にあったようなもの。
 それらは私にとっては古い物、という感覚しかなかったのだが、
 彼の熱い想いが伝わって、改めて価値を見直すことができた。
 そして彼が熊野を離れる時、この椅子をヤフオクに出すというので、譲っていただいた。
 仕事仲間にはいつも恵まれる。東京では最近の若者は、なんてついつい愚痴っていたのだが、
 古物の良さの判る彼は仕事の面でも感覚が近いようで、短い間だったが楽しく働くことができた。

 この3脚のシェルチェアーは、熊野で働き始めた年の記念として、思い出と一緒に大切にしよう。
 
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by mobiliantichi | 2009-02-24 20:16 | アンティーク  

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