実は穴倉好き
歳を取ってくると、どんどん体温が下がってくるような気がする。温暖化の影響か、12月とは思えない暖かい日が続く東京の師走でも、体が凍りそうな夜がある。
そんな日はお風呂にゆっくりつかる。熊野のお風呂とは違って、東京の我が家のお風呂は、穴倉のイメージ。深い湯船は古いマンションだからこそ。タイルにはこだわった。タイル屋さんにモザイクタイルをオーダー。青のグラデーションで90%は濃い青。残りの10%は中間の青でランダムに配置した。
トイレも実は穴倉のイメージ。グレーの珪藻土の壁に洗面台を埋め込んだ。
この穴倉にはハリネズミとモグラを設置。 このハリネズミ君は、リフォーム業者泣かせの厄介ものだったらしい。水回りのリフォームが終わって点検をしたら、どこかから水が流れていることが判明して、床を上げて配管をチェック。ところがどこにも漏れはない。実はハリネズミ君の締りが悪くて、ぽたぽたたれていただけだったそうだ。その一件のせいか、彼はお尻を向けると水が止まる。なかなか正面は向いてくれない。
閉所恐怖症ではないようで、こんな穴倉は結構落ち着いて、長居してしまったりする。
by mobiliantichi | 2008-12-23 08:58 | インテリア