218歳の大手術開始
ついにあの最高齢の椅子の修復を開始した。
まずは分けていただいたイタリアの古い栗の木を、棒にする作業から。
これは道具を借りてきて、宿題として自宅で、ちまちま行った。
まず角材の中心から各辺に垂線を下ろして、側面に線をひく。その線を削らないように、角を落しながら円柱にしていく。
この作業、言うは易し、行うは難し。
何しろこの角材もかなりの年代もので、硬い。そして特に硬い部分もある。
なんとかできた棒を、椅子の足にあいた穴の大きさに合わせて、さらに少しずつ削って調整する。
今回の修復では全部をばらして組み直すのではなく、足りなくて新しく作った部分を、他を崩さずに組み込む。これがとっても難しかった。師匠が少しずつジャッキで足の間隔を広げていく間に、私が間に棒をねじ込む。足を広げすぎると、どこかに何かとてつもないことが起こりそうで、、、、。
そして仮組みが済んで見てみると、なんだかひん曲がっている。元々まっすぐではなかったのだが、どうも酷くなっているよう。それからどうしたらいいか、よくわからないなりの、微調整が始まった。 そして接合部には膠を塗って、隙間にはくさびを入れて組みなおす。まっすぐな台の上に置いて、足の長さを調整すると、ピタッとぶれなくなった。
やったね。今回はここまで。
ドキドキの大手術はまだまだ続く。
まずは分けていただいたイタリアの古い栗の木を、棒にする作業から。
これは道具を借りてきて、宿題として自宅で、ちまちま行った。
まず角材の中心から各辺に垂線を下ろして、側面に線をひく。その線を削らないように、角を落しながら円柱にしていく。
この作業、言うは易し、行うは難し。
何しろこの角材もかなりの年代もので、硬い。そして特に硬い部分もある。
なんとかできた棒を、椅子の足にあいた穴の大きさに合わせて、さらに少しずつ削って調整する。
今回の修復では全部をばらして組み直すのではなく、足りなくて新しく作った部分を、他を崩さずに組み込む。これがとっても難しかった。師匠が少しずつジャッキで足の間隔を広げていく間に、私が間に棒をねじ込む。足を広げすぎると、どこかに何かとてつもないことが起こりそうで、、、、。
そして仮組みが済んで見てみると、なんだかひん曲がっている。元々まっすぐではなかったのだが、どうも酷くなっているよう。それからどうしたらいいか、よくわからないなりの、微調整が始まった。
やったね。今回はここまで。
ドキドキの大手術はまだまだ続く。
by mobiliantichi | 2008-12-06 22:31 | アンティーク