ここでも、シロアリ許すまじ 

 待合室の床は、板の間にござが敷いてあったようで、剥がしてみると基礎まですかすか。
ここもシロアリの仕業だ。
この部屋には、窓側に作りつけのベンチがあった。当初、亀さんは当然このベンチは撤去すると思っていた。私が「残したい」と言うと、「ベンチの足がシロアリにやられている」と言う。
見た目にはどの足も遜色ない。試しに師匠が足を握ると、グシャっと潰れた。
師匠が怪力なのではなく(たぶん?!)、表面の皮だけ残してシロアリは中を食い尽くしていたのだ。
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 仕方がないので、両端で壁に埋め込まれている2本の足を残して、床や基礎と一緒に足は撤去することになった。そしてシロアリ駆除業者に入念に薬を撒いてもらう。d0147727_20554362.jpg
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 それでもベンチを残したい、という私の願いを亀さんはきちんと実現してくれた。
新しい足はもちろん亀さん作。ステインを入れれば、残った2本と変わらない。
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 オリジナルも残ったし、亀さんの技も加わったし。まあ今回はシロアリをちょっとは許してやることにしよう。でも、もちろんまた食い荒らす事は許しませんよ、シロアリ君。
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by mobiliantichi | 2008-11-24 21:57 | 古民家修復  

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