融けこんだベンチ
まるでこの古い病院と一緒に時を経てきたかのように、すっかり融けこんでいるベンチ。
でも実は、日本から遠く離れた東欧の物かも。
目黒通り沿いのショップのHPで見かけて、師匠と一緒にそのショップの倉庫にまで訪ねて行って、手に入れた。構造上の修復はお店の方にお任せして、私は足した部分にステインを入れ、汚れを魔法のドレッシングで磨いた。
背もたれの模様は描かれているだけなので、そこを磨くと消えてしまうから注意して、と言われ、ベンチの座面に正座して座面の部分をごしごしこすった。そのうち眠気が襲ってきて、そのままお昼ねタイム。
そんな感じにゆるゆるの修復を施したベンチ。
熊野でも、皆さんに気軽に腰掛けていただける、居心地のいい場所となっている。
by mobiliantichi | 2008-11-19 21:42 | 古民家修復