蝶番
ここの蝶番はちょっと変わっている。
師匠も、「見たことがない」と言っていた。
扉の上の方に付いているものはかなり大きい。
広げた様は、ほんとに蝶の羽みたい。
扉の下の方には小さいものが付いている。
ところどころペンキがはみ出しているのは、
塗ったのが私だから。
実はこの家、細かいところは、はみ出した
ペンキだらけ。 直していない。
外装や天井を塗ってくれたペンキ屋さんは
ファンキーなおじさんだった。
残りの部分を私が塗る、と言うと盛んに
「あんまりがんばって仕上げるんじゃなかった。
残りを施主さんがやるんでは。
別にいいんだけどね、、、。」
とぼやきながら、刷毛の動かし方を教えてくれた。
でもこの状態。
ペンキ屋さんだけは、絶対この家に招待できない。
by mobiliantichi | 2008-10-20 22:49 | 古民家修復