cioccolata

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今年3月、まだ寒いシチリア島のトラーパニのバルで、衝撃的な飲み物にであった。
いい年のおじさんが、cioccolata を注文している。
そして彼はカップにスプーンを入れて、中身をすくって食べている!
それって、マナー違反じゃない?

実は私、カップとスプーンには暗い思い出がある。
それは小学校1年生の時のこと。
友達の家に遊びに行ったら、ケーキと紅茶が出てきた。
熱い紅茶をスプーンですくって、ふーふーと息で冷ましていたら、友達が一言
「お母様!あれは赤ちゃんがやることよね」
それ以来、その友人とはもちろん疎遠になった。

話がそれた。

イタリアのちょいわるおやじが、スプーンを使ってる。
これは試してみないと。
下調べの段階で、cioccolataのメニューを置いている店を発見。
マロングラッセ、ジャンドゥーヤ、トウガラシなどが入っているのもあるらしい。
アマレット好きの私はアマレット入りcioccolataを注文した。
そしてでてきたのは、ムースに近い食感。これはスプーンがないと食べられない。
飲み物ではない。食べ物だ。

これこそ私が子供の頃イメージしていた幻の「ホットチョコレート」
ココアとは全く違うもの。童話の主人公が飲んでいるもの。
フランスの朝食に出てくるショコラショーはココアだったけど、
イタリアのcioccolataは違った。シチリアだけのものなのか、
トスカーナで聞いてみたら、どうもイタリア全体のものらしい。

ところで、我が家では昔から、ホットココアを作る時は、最後にバターを浮かべるのだが、
これは一般的ではないのだろうか?これも友人に気味悪がられたことがある。

蒸し暑い夜に、なんとも季節外れの話題でごめんなさい。
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by mobiliantichi | 2008-09-05 19:20 | 食べ物  

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