倒壊寸前の蔵

 紀勢本線「スーパービュー南紀」に乗ると。熊野市と新宮の間で、我が家の蔵が見える。
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 電車から見たくらいでは気がつかない。でもこの蔵、倒壊寸前と言われている。
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 なまこ壁は戦時中は真っ黒に塗られていたらしい。母屋の庭に面した部分にだけは、今でも黒が残っている。屋根には瓦の隙間から木や草が生えてしまっている。
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 土がむき出したところもあって、傾いてもいる。
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 蔵の梁はかなり太くて、そこには棟札があった。蔵は病院や母屋の後に建ったので、この棟札から、だいたいの病院の建てられた年を推測することができた。
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 この蔵、中身はすかすか。どうも蔵荒らし?に入られたらしい。祖母が一人で暮らしていた頃、怪しげな骨董屋が菓子折り持って、、、、。掛け軸の箱などは空っぽのまま放置されている。
 わずかに残ったのはこんなもの。
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 今回改めて写真を見て、右の写真の左端の棚の上に乗っているものが、気になっている。なんだか、4つ足歩行を始めたばかりのネアンデルタール人のミイラみたい。暗い蔵で写真を撮っている時は気がつかなかった。もう一度、蔵に一人で入って、この像を調べる勇気はちょっとない。今度、誰かが遊びに来てくれる時まで、正体不明のまま、想像力はたくましくなりそうだ。
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by mobiliantichi | 2008-08-27 16:19 | 古民家修復  

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