Balthus

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 1993年11月、東京駅のステーションギャラリーで行われたバルテュスの展覧会。自分の絵を自然の光の下で展示することを望んだ、画家の展覧会。赤レンガの建物と差し込む光に照らされた絵が印象深かった。美術館などにめったに行かないし、絵を飾るなんて考えたことも無かったのに、大きなポスターを買った。

 そんな画家のことなんてすっかり忘れていたある日、テレビを点けたらバルテュスの特集番組を放映していた。画家の家が1754年に作られたスイス最大の木造建築グランシャレであること、夫人が着物の似合う日本人であること、アトリエでも自然光で絵を描いていること、を知った。そしてかなり高齢の画家が、アトリエでかもし出す荘厳な雰囲気に圧倒された。

 昨日、本屋で夫人の書いた本を見つけた。「和と寄り添う暮らし」表紙の夫人の笑顔が美しい。
画家の亡き後もスイスで暮らす彼女。アンティーク、庭、和と洋、そして画家の愛した猫。
  
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 部屋にずっと飾ったままのポスター。思いもかけなかったいろんなものが、自分に影響を与えてきたことに気づかされた。
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by mobiliantichi | 2008-07-28 07:48 | インテリア  

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