憧れのニューヨーク

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 子供の頃ベットのシーツはスヌーピー柄とミッキーマウス柄だった。多分2枚ともアメリカにいた幼馴染が送ってくれたもの。3軒隣に住んでいた彼女は、同じ幼稚園から同じ小学校に進み、2年生になる時、羽田空港からニューヨークに旅立った。
 彼女から送られてくる品々には、憧れの外国の香りがした。ディズニーランドで買ってきてくれた 「It’s a small world」 のカセットテープの中に、日本語の「世界は一つ」と言う歌詞をみつけた瞬間は忘れられない。(もちろん当時日本にはディズニーランドはなかった。)
 5年生で帰国した彼女は、ベランダに色チョークを使って、アメリカの色々な食べ物の絵を描いてくれた。3段重ねの色鮮やかなアイスクリーム、自分の顔より大きな三角のピザ。そしてお土産としてキャラメルを1個くれた。中にマシュマロが入った大きなキャラメル。もったいなくて、ずーと食べることができなかったそのキャラメルは、私の机の引き出しの宝箱にしまわれていた。

 さてこのスヌーピー「すー君」、首に巻いたマフラーは私の手編み第1作。久しぶりに、すー君を見ていたら、彼女のことを思い出した。

 20歳の誕生日に食べたそのキャラメルは、普通のキャラメルの味だった。
      子供のうちに食べておけばよかった、と思った。
 
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by mobiliantichi | 2008-07-01 08:15 | つぶやき  

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