収穫 : 枇杷

 大江戸骨董市で見つけた南仏の香りのする器。見た瞬間に浮かんだのは、オランダの油絵のように、周囲に少しこぼれ落ちるくらいに山盛りになった果物と花のイメージ。とても大きく重かったけれど、地下鉄で自宅まで持ち帰り、熊野に送った。
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 熊野では果物と言えば蜜柑である。ほぼ1年中、蜜柑を食べる。蜜柑がない時でもはっさく、甘夏、ポンカン、三宝柑、デコポン etc。 しかし、なんだか柑橘系の果物を山盛りにしても、この器には似合わない気がした。
 そして今回、裏の畑にあった枇杷の木に鈴なりの実が生っているのを発見した時、これだ、と思った。猿や烏に採られる前に収穫して器に山盛り。相変わらずセンスのない写真だけれど、この器の初仕事だ。
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d0147727_7192116.jpg 沢山採った枇杷をおすそ分けしたところ、枇杷酒の作り方を教えていただいた。枇杷の種に2ヶ所ほど切り目を入れて、梅酒と同じように氷砂糖と焼酎に漬けるそうだ。1年待つと琥珀色で独特の香りの、体にいいお酒になるらしい。今、私はせっせと枇杷を食べて種を貯めている。
 
 今年は枇杷の当たり年だそうなので、皆様、お試しください。
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by mobiliantichi | 2008-05-31 08:00 | アンティーク  

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