鬼門は避けて

 修復が決定し、叔母の紹介で地元の大工の亀さんに仕事を頼むことになった。大まかな図面を持って廃屋を訪れた亀さんは家の中心に方位磁石を置いてまず確かめた。
             玄関や廊下の位置は完璧だ。
それも当然のこと。何しろここは妖怪学の講義を受けた人間が建てたのである。

 しかし元々ここは病院だ。トイレは外、お風呂は無い。住まいとするためにどうしてもその2つは新しく作らなくてはいけない。それに台所も必要だ。 
             水周りは絶対鬼門を避けなくてはいけない。 d0147727_21595466.jpgd0147727_220238.jpg

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d0147727_2214468.jpg雨漏りで天井の傷みの激しかった応接間が位置的に完璧。そしてトイレは西陽があたる一番暖かい部屋になった。洗濯、脱衣も兼ねたスペースだから広さも充分だ。さらにトイレの目隠しに取り付けたタオルウオーマーが威力を発揮。傷んだ天井は玄関に移設して、天井高を下げたため、さらに暖かい部屋になった。トイレに座るとポカポカする。

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ここなら自分の書斎にしてもいいかも。風水のおかげでついつい長居する部屋が完成した。

 
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by mobiliantichi | 2008-02-21 23:26 | 古民家修復  

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