天窓がくれたもの

 屋根の修復の時に天窓が大きな問題となった。元々は天窓用に瓦を作ってそこに天窓をはめていたが、そういう場所は雨漏りの原因となりやすい。それにこんな形の瓦を特注したらいったいいくらかかるのか、、、。でも天窓を諦めたくはない。
d0147727_22101731.jpgd0147727_22122788.jpg


 天窓のある部屋は手術室として使われていた。ここができた当初、ここにはたぶん電気は引かれていなかったはずなので、曽祖父はこの天窓の灯りで手術を施行していたのかもしれない。
d0147727_22203990.jpgd0147727_22213058.jpg


 雨漏りで傷んだ天井は張替えて天窓の部分にはガラスの瓦を使用した。これなら普通の瓦と同じように並べられるので、雨漏りの心配が少ない。
d0147727_22215991.jpgd0147727_2215134.jpg


d0147727_22162895.jpg
 今年のお正月は両親と熊野で迎えた。車のない私たちはどこに行くでもなく、庭の草むしりをして、疲れるとこの部屋で音楽を聞きながらのんびり過ごした。日照権なんて無視された都心のマンションに暮らす私には最高の贅沢に違いない。
 
 天窓のおかげでこの部屋は家族の集う一番明るい居間になった。

 しばらくはテレビは買わず、時計もつけず、ただ日向ぼっこをして過ごす部屋にしよう。

 

 
[PR]

by mobiliantichi | 2008-02-10 23:27 | 古民家修復  

<< 旅行記その1 「海が好き」  いただきもの その1 >>