いただきもの その1

現在の仕事場は昨年11月に古い建物から新築に引越しをした。その時期に私がたまたま勤務していたのが運のつき。まず優しそうな事務のお兄さんにおそるおそる確認。「古い建物の機材とか捨てるものを貰ってはいけないのですか?」「固定資産の問題があります。それで、何が欲しいんですか?」「廊下のサビサビの時計とか、小さな鍵とかドアノブとか」お兄さん不思議そうな顔をした。「廊下に時計なんてありましたっけ、僕ですら気がつかないから誰もきがつきませんよ。まあそういうことです。」なんて優しいお兄さん。
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そして引越しの日。どさくさにまぎれてちょっと収穫。本当は昔ながらの木の机や木の脚のベッドがあったのだが、さすがにそこまでは断念。目立ちすぎる。この時計はサビを落としてサビ止めを塗って、ペンキを塗って、熊野の廊下に取り付けた。
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両方に文字盤がついている時計の評判は上々。思い出の廊下が学校の廊下になった。

 そして建物の解体が始まる直前まで何かないか、と電気も止まった古い仕事場に物色に通う私に対する同僚の評価は微妙に変化し、最近ではjunkな物を捨てる前にはお伺いを立てられるようになった。「あいつなら欲しがるかもしれない、、、、。」
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by mobiliantichi | 2008-02-08 19:59 | 古民家修復  

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