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銭湯恐怖症

 尾鷲で気になった建物。その1は、銭湯の屋根の上の小さな部屋。
 煙突はいかにも銭湯なのだけど、この見張り小屋みたいなのは何?
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 他の銭湯にもある。明かりとりの天窓?
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 この銭湯でもう一つ気になったのは、正面玄関の富士山の絵。これってお風呂場の浴槽の向こうにあるものだと思っていたのだけれど、、、。
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銭湯恐怖症_d0147727_21272120.jpg 今、我が家の風呂は追いだき機能などのない、ただ蛇口から出るお湯を溜めるだけのものである。東京のマンションのお風呂もそのタイプ。実はこれには、かなり恥ずかしい私なりの理由がある。
 子供の頃、家のお風呂には大きな横穴が2つあった。その穴は覗くと暗くて、先がどうなっているのか、見ることができなかった。ある日、テレビで南氷洋での捕鯨船と鯨の映像を見た。なぜかその日から、私はお風呂の穴の向こうには、50メートルプール位の大きさの鯨がいて、いつか穴からお風呂に出てくる、という気がするようになった。全く理屈にあわない、ばかばかしい空想なのだが、その日からその穴が怖くて怖くて、お風呂が怖くて怖くて。いまだに克服できず、今回熊野の家でも追い炊き機能はいらない、と即決した。
 そして銭湯によくあった、底の見えない深めの湯ぶねには、絶対鯨が隠れている気がするのです、、。たぶんそんな恐怖症は、世界中で私位なものでしょうね、、。

by mobiliantichi | 2010-10-23 22:17 | 熊野自慢  

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