違いが判らない女

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 このぐい飲みは、熊野の家の修復に携わってくださった方々に、小さなお菓子と一緒に配ったもの。桐箱に入れて印まで押して、恥ずかしげもなく配ったのだが、実はこれ、私の陶芸初体験作品。 陶芸をやってみたいという声をよく聞くのだが、私はあまり興味がない。どうも自分に向いてない気がするのだ。有名な作家さんの作品やら、博物館に飾られているような茶器やら見ても、どこがそんなにすごいのか、違いが判らない。お宝鑑定団の決まり文句、「いい仕事してますね」なんてなんだか全然判らない。
d0147727_752813.jpgd0147727_752325.jpg それでも是非にと誘ってくださる方がいらして、体験してみた。その方の身延山にある工房にお邪魔して、教えていただくままに作った作品。大体私がお誘いをお受けしたのは、その方の工房が築100年の山梨の古民家を移築したものだ、ということが理由。本当に陶芸がやりたかったからじゃない。
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 30年以上前に東京の渋谷から、身延に移り住むにあたって、古民家を探して購入したという。本当は同じお宅に並んであった、築300年の古民家が欲しかったのだけれども、その頃はまだ老人が住んでいたので、同じ造りの新しい方を買ったという。
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 そんなお話を聞かされたら、ぜひ見学に、ということで陶芸教室体験となった。ずうずうしいことにその日はその古民家に泊まらせていただいて、その方の作品で手料理までいただいてしまった。
d0147727_7552247.jpgd0147727_755473.jpg ぐい飲みの他にもいくつか作った器は、結構使い勝手がいい。違いの判らない私は、普段使いの器はこれで充分。

 東京からも交通の便がいい山梨では、今では沢山の陶芸家が、プロ、アマを問わず窯を作っているという。身延山にハイキングに行かれたら、陶芸家のアトリエ見学も楽しめるらしい。

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by mobiliantichi | 2010-10-03 08:41 | 手工芸  

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