証拠写真

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 アルバムを整理していて見つけた写真。スキャナーで取り込んだ。
 運動神経皆無のくせに、中高ではサッカー部、大学ではヨット部に所属した。
 もちろんどちらも全くのベンチ暖め要員。
 サッカー部時代の写真はないし、ヨット部時代の写真も海の上のものは少ない。
 これはその数少ない写真。先頭を走っている1412のスキッパーは多分私。

 12年間の女子校生活を送った私にとって、ほとんどが男子の大学は全くの異次元だった。
 極端な性格の私は、どうせなら思いっきりらしくないクラブに入ろうとしたのかもしれない。
 時代はバブル。東京の私立大学のヨット部である。合宿所は葉山。先輩達は超イケメン(?)
 想像してみてください。
 
 でもその期待は初日で消えうせた。
 想像を絶する汚い合宿所。食費は一日100円の自炊生活。
 朝食は具なしの味噌スープと生卵。気をつけないとスープにゴキブリが潜んでいたことも。
 お昼のお弁当は食中毒を起こした過去があるというので、毎日梅干のおにぎり2個だけ。
 流石の遊び人風先輩達も、彼女をそんな合宿に連れてきて、ご飯を作って、
 とは頼めなかったようで、食事当番は1年生の仕事だった。
 もちろんそれまで料理などした事が無い人達。
 土間のお釜でご飯を炊いて、中華鍋と寸胴鍋で全員のおかずを作った。

 台風が接近というニュースが流れると、係留の状況を夜中でも葉山に駆けつけた。
 その時のマストがカランカランとなる音。嵐の前の落ち着かない気分。
 夜中にマリーナで見た夜光虫の綺麗で不思議な輝き。

 ヨット部の思い出は、ヨットそのものよりも、数々の目新しい体験だ。
 もちろん、この1枚の写真のように、全身に風を受けて、その力で先頭を走る、
 その爽快さは格別だけれど。

 猛暑の今年。海の上はきっと少しは涼しいはず。
 水面から遠い豪華クルーザーには全く惹かれない。 
 では昔を思い出して、ディンギーに乗りたいか、というとそれも自信が無い。
 実は今はシーカヤックに興味津々。
 熊野の近くには、いくつかの体験教室があるらしいのだ。
 より水面に近いボートなら、中年おばさんでもできるのではないかなあ。
 
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by mobiliantichi | 2010-09-04 08:35 | つぶやき  

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