Che cos'e ? 25

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 久しぶりの発掘品紹介。
 実は前に一度登場済みの、これは



 埃まみれで、革はすでにカピカピで修復不可能な状態。
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 そう、これは祖父の往診鞄。山奥の診療所から始めて、苦労して一代で医院を開業した曽祖父は、それなりの人だったらしい。長男である祖父はできれば一緒には働きたくないと思ったようで、戦時中の一時期に家族を連れて、40Km位離れた場所で一人開業していた。この鞄はその時のもので、和歌山県串本町と書かれた下には、祖父のフルネームがある。しかし、串本は軍港だったので、爆撃が激しくなり仕方なく祖父は熊野に戻り、その後は2人で一緒に医院をやった。
 でかでかと名前の書かれたこの鞄を見ると、一人立ちして自分の力で家族を養っていこう、と決意した祖父を想像することができる。
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 母屋の2階で鞄を見つけてから、今までずっと玄関に飾ってあったのだが、実は開けてみたことが無かった。今回写真を撮るために開けようとしてびっくり。これは実は行李なのだ。つまり単なる蓋つきの箱に取っ手をつけたもの。だからベルト通しがついていて、ベルトで縛って、運んでいる時に突然開いたりしないようにしたのだろう。昔の鞄って、みなそうだったのか?ベルト通しはデザインではなくて、必要なものだったと知って、ちょっと物知りになった気分。
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by mobiliantichi | 2010-08-24 20:59 | アンティーク  

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