「アメリカ」で思い出すのは

 アメリカはあまり好きではない。その大きな理由は英語が話せないこと。別に他の言語だって苦手だけれど、数十年習った英語すら話せない、ということを痛感させられるアメリカにはできれば行きたくない。
 今回東京の骨董市で珍しくアメリカのスリップウエアー(レッドウエアーと呼ばれているらしい)を買った。「民藝」の雰囲気が強いお皿。波型の模様の典型的なスリップウエアーもあったけれど、この赤い茶色が気になって。
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 アメリカに出かけたのは3回。一回目は30年前のニューヨーク。その後は10年位前のアトランタとニューオリンズ、それと5年位前のキーウェストとフォートローダーデール。30年前の色あせたマンハッタンの写真の他に、2回目の旅の写真は1枚も無いし、3回目の写真はこれだけ。

 フォートローダーデールは仕事がらみで、ボス以下、沢山の仕事仲間と行った。折角だからとキーウエストまで出かけてレストランで昼食を食べた時のことだった。ボスはお金に綺麗な人で、決して接待は受けず、必ず会計は自分で払った。そのレストランでも、背広の胸ポケットから分厚い封筒を取り出すと、100ドル札の束が出現。短パンにタンクトップのお客ばかりのその店で、紺の背広姿なだけでも十分に人目を惹くのに、自分の命だけではなく、周りの私達の命まで危険にさらす行動に唖然。アメリカで現金をそんなに持ち歩くなんて、何を考えているのか、と聞くとどうしても使いたいお金だという。それなら、使わせてあげようではないか、と親切な部下達は考えて、手っ取り早く使うには、クルーザーをチャーターすればいいいうことになった。
それがこの写真。私の想像した優雅な帆船のクルーズではなく、モーターボートだったし、食べ物は持ち込みのスナック、飲み物は缶ビールという処がちょっとせこかったけれど、男性陣はこんな船が間近で見られて、大満足だったらしい。

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by mobiliantichi | 2010-08-10 19:41 | アンティーク  

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