つぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ
亀さんは覚えていてくれた。私がやまももを食べてみたい、と言っていたことを。我が家には大きなやまももの木がある。昔は3本ほどあったようだが、今は1本だけ。そして1本だと実をつけない。 残念なことに、私の記憶の中には「やまもも」は登場しない。近所の人から「ここにやまももを良く取りに来た」とか、「おばあさんがやまもも酒を作っていた」などという話を聞くと、どうしても口の周りを真っ赤にするくらい、やまももを食べてみたかった。
赤黒く熟す一歩手前だけど、と言って日曜日の今日、採ってきてくれた。自分の分は明日でもまた行けばいいから、と言ってザルにたっぷり2杯分のやまももを全部。
実験開始!
折角だから色々試してみよう。
ブランデー、ウォッカ、焼酎、ジンと200mlの小瓶で、氷砂糖を入れてみたり、入れなかったり。砂糖とレモンでシロップに、それにジャムも。
そしてもちろん甘く熟していそうなのは、そのまま
ぱくぱくぱくぱくぱく ぷちゅぷちゅぷちゅぷちゅ
やまももは傷みやすくて、ほんの一時期のもの。夏休みしか熊野に来なかった私の記憶にないのは、そのためだろう。この食感、一度食べたら忘れるはずがないもの。
by mobiliantichi | 2010-06-27 21:01 | 食べ物