庭から、屋上から

 とってもライトらしい建物だが、実は弟子の作品。そして使われている石も大谷石ではない。大谷石よりも硬い石のおかげで、他のライトの建物よりも風化が少なく、角々が目立つよに思う。
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 大きな池があったという庭は、今では芝生と樹木の茂る手入れのいきとどいた場所。写真を撮ろうとすると、立派な松が建物の前で邪魔をする。この松、根元近くにハート型の傷がある。ガイドの方の説明によると、戦時中に航空機の燃料として、毎日毎日子供達が松やにを集めた切り口だそうだ。でもそんな燃料では実際には飛行機は飛ばなかったという。
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 屋上にも上がって建物や周りの景色を堪能する。このあたりは戦前は大リゾート施設、戦時中は飛行機工場があったという。そう言えば父から「神戸に飛行機を作りに行く途中、列車が空襲にあって、」という話を聞いたことがあった。その時、父が生き延びたから、今の私がいる、そんなことを思った。
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 戦争の事を考えていたためか、この煙突、どうしても軍艦に思えるのだが、皆さまにはそうは見えませんか?
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by mobiliantichi | 2010-06-14 21:08 | 国内旅行  

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