大阪市中央公会堂
大正7年(1918年)に建てられ、平成14年までで耐震、改修工事が完了した重要文化財。ネオルネッサンス様式のレンガ作りの建物の設計には、岡田信一郎、辰野金吾、片岡安などが関わったそうだ。どこかで聞いたことのある名前ばかり。まずは周りを一周してみよう。
でもこの公会堂、私は外見よりも中見が好き。洋館の階段はどこも素敵だけれど、ここは階段の周りや、踊り場も雰囲気がある。そしてそれが今も使われているなんて、日本じゃないみたい。
耐震工事の方法や、その時に発掘された、基礎の柱が展示されていた。建設には5年以上かかって、のべ18万人が関わったという。この基礎の木の上に、こんなレンガの建物がのっかっていたなんて、この木はえらいと思いませんか。
by mobiliantichi | 2010-06-09 20:16 | 国内旅行