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一番苦手な家事は?

 ずばり。掃除。
 一番好きなのは料理。だから皿洗いはしかたないけど、やる。
 洗濯も洗濯機任せだけど、やらないと着るものが無くなるから、やる。
 アイロンがけはなるべくいらないものを着る。しわはあまり気にしない。
 
 ecoを意識して、重層やらクエン酸やらも買ってみたけれど、長続きしない。
 使う度に綺麗にすれば、汚れはたまらない、と解ってはいるのである。
 解っているけど、人間、実行できないことは沢山ある。

 熊野の家の新しい床は、熊野の杉板。何も塗っていない。
 しばらく日に当てて、やけてきたら、糠でみがけばいい、と軽く言われた。
 数年が経過し、汚れてもきたし、やけてもきた。

 今回の旅行で、奈良の満月さんから無農薬栽培の稲の糠を大量に貰って来た。
 決行である。まず糠を炒る。どのくらいやったらいいのかわからない。
 袋に詰める。
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一番苦手な家事は?_d0147727_1761571.jpg 床の焼け具合はかなり変化に富む。ラグを敷いてあったところはやはり白い。水着の跡のよう。久しぶりに晴れた休日。始めての床磨きに汗を流す。
 高校生の頃、家政婦さんにも、私の部屋は立ち入り禁止だった。それは汚すぎて恥ずかしいから。ある日、珍しく高熱をだして寝込んだ私を診察するために、父が部屋に来た。翌日、元気になって起き上がると、レコードプレーヤーのカバーに積もった埃に、「汚い」と指で書いた跡が、、、。父はさすがに病人には小言も言えず、メッセージを残していくことにしたのだろう。
 部屋を3つ糠袋で磨いたら、腕が痛くなったので、最後の部屋では足で袋を操作。日ごろの職場での鍛錬の賜物。私は両手両足使いである。

by mobiliantichi | 2009-10-03 18:13 | つぶやき  

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