根来寺で気になった建物は

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 和歌山県岩出市にある36万坪の境内をもつ根来寺。大門はとっても大きくて立派だし、1496年にできた大塔は国宝。お饅頭みたいで、美味しそうなんて言ってはいけない。
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 境内には他にもなんだか色々、立派な建物や美しい庭がある。d0147727_21112044.jpgd0147727_2112758.jpg
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 聖天堂の中には、根来塗で有名な朱塗りの壇もある。d0147727_21153832.jpgd0147727_21162549.jpg
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 でも、相変わらずの天の邪鬼の私が一番気になったのは、この建物。立札によると、一乗閣というらしい。立ち入り禁止の綱が張られ、回りには雑草が育ち、土壁は剥げ、窓は割れ、そして根来寺案内のパンフレットに、解説もない。
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 実はこの建物は、明治29年に建てられた和歌山県会議事堂。昭和37年にここに移築されたという。立札によると、夏目漱石もここで講演をしたとか。広大な敷地を持つ根来寺の一角で、打ち捨てられているのは、宗教に関係のない建物だからか、新しすぎる建物だからか。

 そういえば父方の曾祖父は県会議員で、山奥の小さな故郷の口色川村のために、私財をなげうってつくした人だ、と聞かされたことがある。ということは曾祖父はこの建物で働いていたのだろうか。だれも気にも留めないこの廃屋に惹きつけられたのは、これもまた何かの縁。私財をなげうって修復、という訳にはいかないけれど、中の家具の修復や、土壁塗りのボランティアぐらいならできるかも。どうか取り壊しなんていう話が出ませんようにd0147727_2214561.jpg

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by mobiliantichi | 2009-09-28 22:04 | 国内旅行  

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