日本民藝館 「西洋家具の美 18世紀の英国を中心に」
土曜日、日本民藝館に行ってきた。お目当てはこれ。
一応、見に行っておかないと、と思っていたら、招待券が当たった、という友人からのうれしいお誘い。
西館公開日に合わせて、行くことができた。相変わらず私はラッキー。
開館時間に行ったためか、土曜日だというのに、静かにゆっくり堪能することができた。
一通り見た後に友人に質問 「どれが一番好き?」私の答えは決まっていた。そして悟った。
私、18世紀の英国家具はあまり好きではないみたい。なぜなら、私が気に入ったのは、全部スペインの16世紀から17世紀の家具だったのだ。
この事実は自分にとって好都合なのかもしれない。なぜなら日本のアンティークショップで見かける家具は、ほとんどが英国で、たまにフランス。ウインザーチェアーが大好きだったら、大変な散財をすることになったはず。
英国家具は、師匠の店やM氏の店にも、もっと魅力的なものがあるように思えた。(あくまでも変わり者の私の好みだが)M氏のブログを見たら、M氏も見に行ったようで、プロの目からみると、やはり違うらしい。
旧柳宗悦邸である西館は公開日が月4回しかないため、なかなか行くことができなかった。実際にどんな家で生活していたのか興味があった。思ったより、普通の家だった。住まいとしては京都の河井寛次郎の記念館の方が面白いように思った。しばらく各地の民藝館を廻ってみるのもいいかもしれない。
by mobiliantichi | 2009-07-19 22:15 | アンティーク